その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

今感じる幸せ

 こんなことを急に文字にしたいだなんて、相当幸せなんだろうなと改めて思う。日本人はよく働く。生きている中で一番時間を費やすことが勤労だと思う。だから、それが楽しいとかやりがいがあると思えていることは、かなりの幸せ。

 「教師はブラック職業」と巷で言われ始めて、何年が経ったのだろうか。教師が聖職と呼ばれた時代は、いつのことやら。「定額働かせ放題」なんていう携帯ショップで聞くような言葉を使って上手くバカにしたような表現もされている。それもあって、自分も親が教師ということを誇りに思えなかった。特に、小学校に通っている間は、教師に対してリスペクトが一切なかった。教師になっても、やめてしまう人が多いこの世の中で自分は、全くそうは思わない。ありがたい話だ。

 

 自分はまだ地獄を知らないだけかもしれないが、毎日とても楽しく仕事をさせてもらっている。こんな若手を可愛がってくれる先生方もたくさんいる。いつも前向きな言葉をかけてくれる先生方に助けられる毎日。仕事ってもっとしんどいと思ってた。でも、こんな気楽に仕事をさせてもらえてありがたいと思っている。勤務時間外を超えて、一緒に食事をしてくださる先生方もいて本当にとても楽しい。こんなに恵まれてていいのかと思うほどだ。自分がミスをしても笑って許してくださる先生もいれば、「そんなのミスに入らないよ」と励ましてくれる先生もいる。こんな環境なかなかないだろうな。

 

 子どもたちも本当に可愛い。素直で愛情深くて可愛らしい。子どもらしさがまだまだ残っている。お母恋という言葉がピッタリかな。どこへ行っても愛されるような、性格や人間性だと思う。(贔屓目かもしれないが笑)でも、過酷な家庭で育っている子たちもいる。親の愛を知らない子どもたちも少なくない。なのに、なぜここまで真っ直ぐ育ったのだろうと強く思わされる。自分だったらぐれていただろうなと思う家庭が山ほどある。自分がいかに甘えて育ってきたのかがよく分かる日々である。

 もう11月なんだなあなんて思う。今年もそろそろ終わりかあ。今年は、言うことなしの一年だった。学年の先生にも担任している子どもたちにも文句のつけようがない。今の環境に段々と終止符がつけられる時期がどんどん近くなっている。嫌だなあ。今の環境で仕事させてもらえるなら、何だってやるしきっとやれる。自己肯定感の低い自分がここまで自信を持った発言ができることは、自分でも珍しいと思う。それだけ、いい環境なのだ。

 今、やりたいことができていて、周りの人たちにも恵まれて幸せであると胸を張って言える。