その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

2023年10月を振り返って

 10月は特に何もなさそうに見えて、実は後期がスタートする月。気持ちを新たに頑張ろうと気持ちを入れ直した。教師2年目も折り返しなんだと密かに思っていた。この1年半何ができるようになったのだろう。どこが成長したのだろう。自分では全く分からない。試験も不合格で、そのための勉強はしてきた。筆記の勉強もしたし面接で話せるようにネタの収集のために本を読み漁ったし、こうしてブログも書き続けてきた。成長できていたとしても、きっとちっぽけだ。それでもいい。それだけの人間なのだから。そんな中、10月も終わりが来て11月になろうとしている。

 

 子どもたちにも、「1年の半分が終わり折り返して後半戦が始まる」ということも話をした。子どもたちは驚いた顔をしていた。「気合いを入れよう」と言うと、強く頷く子どもが多かった。やる気があるということが、どれだけやりやすいか。改めて子どもたちの目を見て思った。

 

 いきなり体育大会があった。短期間での練習で子どもたちはよく頑張った。交流や行事が苦手な子どもはやはりどの学年にもいる。残念ながら、全員参加は叶わなかった。体験入学もあった。今年は50人程度の中学生が参加した。未来の10期生だ。メモリアルの期にどんな子どもたちが入学してくるのだろう。今年は、ビルメンテナンスの授業を担当した。今担任している子どもたちも相当能力の高い子どもたちであるが、中学生たちも負けていなかった。また、楽しみな学年が生まれるかもしれない。

 

 そして、我が学年はというと1年の3学期に行く現場実習に全員参加することになった。今までは、4人ほどを選抜して先取りで実習を行なっていたが、今年は実態に合わせて初めての全員実習ということで進路指導に力を入れていかなければいけないと感じている。丁寧に指導を行いたい。企業に12人、就労継続支援A型に4人である。能力が高いとはいえ、さすがに企業へ全員行かすことは不可能である。でも、それでいい。それぞれに合った職場というものがある。勤務時間や勤務地、業務内容、給料など考えることはいろいろとある。準備がまた大変になるだろうが、子どもたちのために精一杯サポートしたい。

 

 不登校気味、ヤングケアラーなど問題がないことはない。子ども相手の仕事で何もないなんてことはありえない。それでも、学年の雰囲気がよくて本当に助けられている。楽しくさせてもらっている。ありがたい。何があっても、笑って乗り越えることができるし助け合えるし大事として捉えずにやっていける自信がある。普段は家族のように過ごさせてもらっているが、本当にお父さんとお母さん、そして妹の力がすごすぎて同じ空間にいていいのか不安になることがしばしばある。でも、「いてもいい」と存在を認めてくれるいい家族。できることは全てやりたい。11月も遠足からスタート。