その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

2023年9月を振り返って

 遂に2学期が始まった。短い夏休みだった。「去年もこんな感じだったかなあ〜」と思ったりもしたけど、何にも思い出せなかった。きっと去年もこんな感じ。7月の末は、技能検定の練習で受験者の子どもたちとは、毎日のように会っていた。それが終わってからは、自主登校してくる子どもたちとは会えたが、それ以外は何をしているかすら分からなかった。自主登校してくる子どもたちには、「誰と連絡取ってるの?」と聞いたりしていた。なんだかんだで、お盆が来てあっという間に、夏休みは終わってしまった。

 

 それから9月が来て、始業式を迎え授業もすぐに始まってしまった。子どもたちは、元気に全員揃って登校。まだ、「夏休みボケ」のような子どももチラホラいた。これに関しては、大人も同じような気もするが(笑)

 

 2学期に入ってから、大きな事件はないが相手のことを考えずに発言して傷つけたり、イマイチスイッチが入らずパッとしなかったり、、、と何もなかったわけではない。子どもという人間も学校という場所も何かあるのが当たり前だ。1年生の2学期。自分もどんな暮らしをしていただろう。相変わらず部活に熱中していた。大学に進学することを決めていたからできた暮らしである。しかし、あの子たちは違う。卒業したら、働かなければいけない。あと2年半で成人し、一人前の社会人として扱われる。そして、仕事を持つようになる。それまであと2年半しかないなんて、気が焦る。と思っているのも、大人だけである。2学期が始まり、ギアを上げなければいけないと思えているのは、きっと数人だ。

 

 9月は、個人懇談があった。保護者とも進路について話すことができた。保護者も、理解できている人と何となく分かっている人と、全く分かっていない人など様々である。きちんと方向性が決まっている家庭は、何も言うことなし。目標が明確にある子どもは、しっかりと学校生活を頑張れている。学校生活でやっていることをバカにしているような子どもは、やはり現状が分かっていないし将来を見据えていない。見通しを持つって難しい。「どうしてあげたらいんだろう」と思う毎日である。

 

 とにかく1年で一番長い2学期である。行事もたくさんあり、いいことも悪いことも目まぐるしく起こるだろう。夏から冬へ。その都度その都度、学年の先生方と考えて子どもと真剣に向き合っていきたいと思う。まずは、体育大会がある。短い時間だが練習してきたことを発揮できるように子どもたちの勇姿を見守りたい。