その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

2024年3月を振り返って~1年を振り返って~

 「遂にこの日が来てしまった」という感じ。1年ってこんなにも早いんだな。年々早くなっている気がする。もちろん「〇月は長いなあ」って思うこともあるけど、年単位で考えるとまあ早い。今年度は、とてもとても早かった。

 

 去年の4月。新入生の担任という発表があってから、正直戸惑いが隠せなかった。当たり前に持ち上がれると思っていたから。でも、そんな夢も呆気なくなくなってしまった。まあ、人生そんな上手くいくはずないよね。

 

 先生方も半分の入れ替わりがあり、何だかバタついていた。だから自分が落ち着いていないなんて状況ではいけなかったのだ。おかげで冷静になれていた部分も大いにあったような気がする。

 

 バタバタの中始まった新学期。とはいえ、今年度は皆さんを迎える側。着任した時よりかは少し落ち着いていれた。こんな2年目小僧にあれこれ聞いてくださる先生ばかりで、何だか焦ったのを覚えている。一緒に組む相担の先生は、優しいボスのような方というのはとても嬉しかった、安心していた。隣のクラスは、ウチの学校がライバル視せざるを得ない学校から異動されてきたベテランの先生と初任の講師の先生ということだった。そして、女性同士。一体どんな学年団になるのだろうかととにかく不安だった。相担の先生に尋ねるとかなりベテランなのに、同じようなお考えだったようだ(笑)

 

 そこからはとにかく新入生を迎える準備。いろんなものに名前入りのテプラを貼って、入学式の準備。学年会を開いてとにかく1年の流れを確認して、行事等の担当者を決めた。まだまだ全員心を開いておらず、探り探り(笑)今思うとおもしろい。そして、新入生を迎えた。

 

 子どもたちを見た第一印象。「本当に軽度の知的発達の遅滞」だった。とてもとても発達が遅れているという感じはほとんどなかった。「いろんな可能性があるな」と楽しみにもなった。すると、その予想は見事的中。挑戦してもらうと、できることや徐々にできるようになっていくことがたくさんあって、成長を間近で見させてもらってとても楽しかった。

 

 そして、何より志が高い。「なぜこの学校へ入学して、これからどうしたいか」と考えながら日々過ごすことができていた。大人が何も言わなくても当たり前にそれができる。すごすぎることだと思った。でも、まだまだ子ども。そう感じられるようなこともあった。それでこそ、子どもでさらに支援が必要な子ども。まだ彼らは発展途上なのだ。

 

 とにかく毎日必死に頑張っていた。いろんなことに一生懸命になれていた。たくさんの笑顔と成長を見せてくれた。特に、秋の遠足は楽しかったなあ。秋晴れを通り越して暑いくらいの気温で、最高だった。みんなとてもいい表情をしていた。だから、来年度は一緒に修学旅行もあるし、今度こそ持ち上がりたいと思っていたけど、異動が決まって今年度も夢が絶たれた。とても辛い。

 

 でも、この1年本当にみんなよく頑張った。もちろん個人個人に課題はあるけど、もびしろしかないから楽しみでしかない。遠くから応援している。