その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

今の正直な気持ち

 久しぶりに長くなりそうな気がする。それだけ思うことがあんねんなあ、きっと。一つ前の記事を読んでもらったら分かると思うけど、この記事では異動の話をしていく。

 

 突然って前の記事では書いたけど、薄々気づいてはいた。ブログでも書いたけど、「嫌な予感」が当たってしまった。簡潔に言うと、地元に近いところで勤務になり実家に戻れる。これが目標だったから、素直に嬉しい。でも、今の職場が好きだし先生たちも好き。子どもたちの成長もまだまだ見ていたい。そして、地元に帰る時は「試験に受かってからがいい」と思っていたから、手放しで喜べなかった。(もちろん嬉しいんだけどね)

 

 トップのお偉いさんに呼ばれて、異動のことについて聞かされた。「こんな話があるけど、どうですか?」と言われたから、「今の職場にはいられないってことですか?」と正直に聞いた。そしたら、そういうことらしかったから、潔く去ろうと覚悟が決まった。

 

 「環境を変えて、今年度も試験に挑んで欲しい」と言われた。確かに、今の職場は先生も子どもの数も少ない。子どもたちの特性も軽度。勉強になるかと言われれば、率直に首を縦には振れないかな。まだ2年目で勉強になることがたくさんあったと個人的には思うが、確かに特殊な入りだった。「メインというか基礎的なところを勉強して試験の対策をしてもらいたい」というありがたい思いも伝えてただいた。

 

 そして、早々に来年度の勤務校のトップのお偉いさんに会いに行ってきた。学校が綺麗なことに感動しながら、校舎へ入った。いろいろと話をさせてもらって、とりあえず来年度から働けることに決まった。(ありがとうございます!)

 

 それにしても、こんなに早くこの時が来るなんて思ってもみなかった。だって、まだ2年だ。この地を去るのは、アラサーになってからでもいいかなと思っていたけど、早すぎたな。それが衝撃。せっかく、こちらに出てきて一人暮らしも継続したのにって思いももちろんある。それに、なんといっても、こちらでの出会いに心残りがある。

 

 社会人がスタートする前、本当に緊張した。「どんな人と仕事をすることになるんかなあ」とか「仕事するってどんな感じなんかなあ」とかって思ってたけど、そんな心配いらんくらい周りの人たちに恵まれて、楽しい日々を過ごさせてもらった。そんな周りの人たちと離れるのは、辛いし寂しい。こんな年下のことを可愛がってくれた先生方に感謝しかない。

 

 家族のような学年団には、正式に伝えた。とても寂しがってくれた。驚いていた。来年度の子どもたちのクラス編成や修学旅行について話をした会議の後に、言いにくかったが、言わないで後2ヶ月を過ごす方がもっとしんどいと思った。だから、思い切って伝えた。まだまだ一緒に仕事をしたい。でも、同じ学年団でなければ意味はない。そう思い、0か100理論で考えると、あまり辛くなくなった。新たな挑戦ができる喜びも感じている。

 

 わざわざ地元を離れ、培ってきたものを発揮して新たな環境で頑張れたらと今は思っている。後2ヶ月でどんな思い出たちができるだろう。悔いなく過ごす。