その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

「若い」ということ

 数年前に「若いから何なんだ」といったいかにも若者が言いそうなことをこのブログに綴った。「年齢なんて何をするにも関係ない」という持論の元生きてきた。しかし、最近この自分の中の定義が覆りそうである。

 

 今年度の学年団は、4人中2人が20代である。圧倒的最も平均年齢が若い学年ということになる。だからといってどうこうということもないのだが、昨年度は、全体でも20代が自分だけであったため、何とも思わなかったのかもしれない。でもやはり、共に仕事をしてそれも尊敬する方々から、「まだまだこれからだね」と言われると信憑性が増し、心に刺さるようになってきた。定職、結婚、出産、子育て、離婚…。これらを経験していくのは、きっとこれからで現段階では氷山の一角しか経験できていない。今でもこれだけは思うのだが、「10代には勝てない」ということである。決して後ろを見ているわけではないが、子どもを相手にする仕事だからか、節々感じる。制服を着ていること、友だちとワイワイしていること、勉強すること、体力があること、成長期であること…何もかも羨ましく思うことがあるのだ。「あの頃はああだったな」といった感じで。こんなこと思っても仕方がないのだが…。

 

 そういうネガティブな話がしたいわけではない。「若い頃にしかできないことがあるのかもしれない」と考えが広がっているのは事実である。自分は23歳で来月24歳になる。世間的にも他の先生方からも若いと思われている。でも、ずっとそれが自分は納得いかなかった。それもそのはず、これまで生きてきた年齢で数字が最も大きいからだ。自分の中では気づいていなかったが、きっとそういうことだろう(笑)「そりゃ歳取ったな」と思うはずだ。

 

 24歳。「若いよな」と思う。社会人2年目で、子どもたちともまだ年齢が近い。子どもたちとの会話もついていける。数年前まで大学生だったわけだから。経験値も浅く、キャリアもない。これからだと思われるのも当然である。そして若いことは、デメリットが多いと感じる。一人前として扱われるべきなのにも関わらず、一人前に仕事ができない。周りの先生方には苦労をかけてしまっていることは、重々承知である。それでも、数少ない若者としてもメリットを武器に仕事をしているつもりである。

 

 若々しくフレッシュな学年にしていきたい。もっとアクティブにアグレッシブに学年を盛り上げていきたい。年齢が上がるとできないような学年の盛り上げ方を今のうちにやっていきたい。先輩の先生方はそういうい挑戦を温かく見守ってくださっている。ありがたい話である。おもしろいことをしていきたい。