その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

天性の可愛さがない

 誰かに可愛がられるタイプではない。逆に「生意気だ」という理由で特に年上の人とは関係を築くのに時間がかかる。言いたいことは構わず言うし、遠慮がないからだろうと自分はそう思っている。だからと言って、直そうという気持ちもない。

 

 残念ながら生まれながらにして天性の可愛さが備わっていない。生まれ持ったものの中に「可愛さ」は含まれていなかった。自分の友だちに年上の懐に入るのが上手い人がいた。きっとそれはわざとやっているのではなく、無意識なのだろう。素直に「いいものを持っている」なと思っていた。羨ましい限りだ。先輩に「後輩も何かあるのなら言えよ」と言われ、本当に意見をしてしまうのはきっとご法度なのだろう。自分は礼儀を知らないためそういうことを平気でしてしまう。その時も、友だちは「先輩の決めたことについていきます」と何も意見しなかった。先輩からすれば100点満点の回答であっただろう。自分は全くそういうことを考えないし、「誰がいようと自分の意見は口にすべきである」と思っているため、何も言わなかった友だちのことさえ理解できなかった。案の定、先輩にキレられた。「何先輩に意見してんだよ」といったようなことを言われたが、自分は「何かあるか聞いたのはあなたではないか。発言に責任を持って欲しい」とこれまた偉そうに思っていた。数日間無視され練習中嫌がらせを受けたが、何も気にしなかった。確かに可愛くない後輩だっただろう。思っていることがすぐ顔に出るし絶対にノリで行動しないし、先輩を立てようとする姿勢もない。申し訳ないが、自分にとってやるべきことでないと思ってしまうのである。

 

 これらのことが自然にできると先輩にも可愛がられるような得をする存在になれるのであろう。がしかし、自分はそんな地位が欲しくないため、可愛さを求めようとも思わない。人に恵まれてきたとは思うが、自分に可愛さがあったからではなく完全なる運であると思っている。よって、可愛さもないと思っている。可愛がられることでいいことはたくさんありそうだ。自分はその世界を知らないが、きっとそうだろうと予想する。自分の場合、逆に、人見知りであることもあってか暗いし笑顔もほとんど見せない。自ら話をするなんてありえない。そうすると第一印象は自然と悪くなる。第一印象がいいと過去言われた記憶がない。しかし、何とかここまでやってこれた。可愛さはないが、人に愛されるように努力をしていきたい。