その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

妹との接し方

 自分は第1子として産まれた。そして、2歳下に妹がいる。妹とは比較的仲がいい。妹とは全く顔も性格も違うため、本当に血縁関係があるのかと疑うことがこれまで何度もあった。冗談はさておき、やはり性格が違えば考え方も価値観も違う。しかし、どこの兄弟姉妹もそうなのか分からないが、年下は圧倒的に年上に甘える。自分の妹なんかは典型的な妹タイプである。世間的にはきっとしっかり者に見えていると思うのだが、自分からすれば甘えるのが上手いと思うのである。それが悪いわけではないが、甘えるという度を超えてしまうことが未だにある。例えば、口の利き方である。自分に対しては何でも言ってもいいと思っているのである。

 

 確かに自分は妹に対してはとても寛大であると思っている。嫌味なことを言われてもバカにされてもそれでも頼りにされていると思っているため、何も反論はしない。自分で言うのも何であるが、自分は愛情表現が得意である。しかし、妹は全く上手ではない。強がって何でも1人でできるという雰囲気を纏うことしかできない。だから、それを分かっている自分がそれを見て見ぬふりをして優しくしないわけにはいかないだろうとある時気づいた。だからこそ、何をするにしても大幅許してきた。

 

 基本妹とは張り合わないと決めている。いい意味で干渉もしない。「構わって欲しい」と口が裂けても言ってこないが、構って欲しいんだろうということは見ていれば何となく分かる。それでも、自分は間違っていると思ったことは死ぬほど怒る。正義を振りかざしているわけでもない。勉強はよくできるが、生活習慣がだらしない妹である。だから、脱いだ服がそのままになっていたり、靴を並べていなかったりなんてことは20歳になった未だに注意をしている。これくらいのことなら注意をしているが、本当にたまに怒ることがある。人の気持ちを考えられない、想像力が欠けていると感じた時に最近では怒った。自分に対しては甘えて言っても許されると思った発言しているということでも、妹のことを大事だと思ってくれている人に対して言ってしまったらと思えば恐ろしくなって怒ることが多い。自分は人との出会い、大事にしてもらえる感謝を忘れてはいけないと思うため、怒れるのは自分だけだと思っているのだ。だからこそ、本気で怒る。しばらく連絡も無視していた。謝ることはなかったが、自分は感謝と謝罪ができない人間は最低だということも伝えてこの話は終わった。

 

 どのように兄弟姉妹と関わるかは多種多様である。でも、自分は1人しかいない妹を大事にしようという考えなのだ。全く同じ血が流れているのはこの世で妹だけなのだ。それは自分の中で大事にしていることである。いくら腹を立てようがいくら傷つけられようがたった1人の妹なのだ。しかし、周りの人に迷惑かける恐れがあると感じれば注意したり怒っている。どこまでが妹に通じているかは分からないが、自分が大事だと思うことは伝えていこうと思っている。