その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

全く同じDNA

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「全く同じDNA」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 自分には1人2歳年下の妹がいます。現在19歳の大学1年生です。きっとこのブログを読んでいることはないと思うので、好き放題書かせてもらおうと思います(笑)なぜ妹について書こうと思ったかと言うと、妹が産まれてからの19年間本当にいろんなことがあったからです。

 

 2001年に自分に妹ができました。妹ができたことがとにかく嬉しくて当時は常に妹と一緒にいたいと思っていました。不思議なことにそこから、2人に同じように両親から愛情を受けてきたはずなのに、自分は明るく活発、妹はいつも冷静で人前に出ることは苦手な性格といったように正反対な姉妹になっていきました。おまけに顔も全く似ていません。今でも少し本当の姉妹なのか疑っているほどです(笑)冗談はさておき、自分は親の言うことを忠実に聞いて守るタイプですが、妹はその真逆でした。どういうことが起こるかと言うと、両親は妹に怒る機会が増えるわけです。でも自分は妹が怒られているのが可哀想だと思い、妹に怒る両親に「やめてあげて!」と泣いて訴えていました。我ながら優しい姉だと思います(笑)でも、自分も妹を可哀想だと思うことはなくなっていき、兄弟ゲンカを頻繁にするようになりました。自分は小学生や中学生の頃が最も酷かったと思いますが、感情のままに怒鳴り散らしたり、ムキになって妹が言ったことに対して負けじと言い返していました。そもそもなのですが、妹は自分のことを姉だと思っていません。同級生か年下だと思っています(笑)だから、口答えなんて当たり前です。自分はたった1人の妹と仲良くしていたいわけです。でも、妹は20歳を手前にして未だ大人になる気配がありません。少し他人に迷惑をかけないかと心配しているほどです。少し話を戻しますが、その兄弟ゲンカをした時に母がいつも口にしていた言葉が「この世で同じ血が流れているのはあなたたちだけ」でした。確かにその通りで悲しい話になりますが、祖父母も父母も亡くなった場合、残されるのは自分と妹だけなわけです。お互い1番助け合っていかなければ存在ということになります。その言葉を聞いてきて、15歳の頃から心に刺さるようになり、兄弟ゲンカは減っていきました。先程も申し上げたように、妹は全く成長しないので子どものままです。でもそれを受け入れなければ、自分が大人にならなければまた兄弟ゲンカが勃発することが目に見えています。だからと言って、妹を甘やかしているのかと問われればそういうわけでは決してそんなことはありません。度が過ぎていることは絶対にその場で叱りますし、説教もします。ちなみに聞く耳持たずでうるさいといった顔で聞いています。完全に舐められているし、学校の先生方や友人が可哀想だと今では思います(笑)

 

 この世でたった1人の妹であるということを考えると、絶対に仲良くすべきだと段々思えるようになりました。自分も尖っていた頃だって腐っていた頃がありましたので、その頃は言いたいことを言って正面から妹とぶつかっていました。それも今では体力のいることでバカげたことであることが分かるのですが、当時は気づきませんでした。少しでも違和感を感じれば妹に直接言って、その度に兄弟ゲンカに発展していました。今では、電話をしたり実家に帰ると2人で出かけるなどしてとても関係は良好です。態度が大きいくせして肝心なところで委縮してすぐに頼ってくる妹ですが、母からの言葉を忘れずに大事にしなければいけないと思っています。ただ、「頼るのなら姉への態度を考えて欲しい」ということだけは妹に伝え続けていきます(笑)そして、妹がいなければ今の倍、家族を独り占めにしたりお金をかけてもらえたりしたのだろうと思いますが、妹がいて良かったと思っているので、自分に兄弟を作ってくれた両親に何より感謝しています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「幸せの裏側には誰かの努力がある」を予定しております。ではまた次回。