その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

大人になるということ

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「大人になるということ」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 自分には妹がいます。兄弟で1番上だという人に共感していただけるのではないかと思うのですが、兄弟喧嘩をした時、大抵悪いのは妹なのに怒られるのはいつも自分でした。母に「何でいつも自分ばっかりが怒られるんだ」と母に怒りをぶつけていました。でも、その後「お姉ちゃんなんだから、大人になって。お姉ちゃんが悪くないことは分かってる」と言ってくれていました。その場で怒られるのはいつも自分だけど、母は怒るけどちゃんと分かってくれているんだと思い、大人になることを覚えました。それから妹に何を言われても何をされても何も動じなくなったし、喧嘩になって母に怒られたとしてもダメージはなくなっていきました。

 

 少し前まで「半沢直樹」というドラマがテレビでやっていました。大人気ドラマで観ていたという人もたくさんいることでしょう。これの2013年版のキャッチコピー、そして2013年の流行語大賞にも選ばれた「倍返し」という有名なフレーズがあると思います。自分も昔は「やられたらやり返す、倍返しだ」の精神で何事にも取り組んできました。例えば、喧嘩になって蹴られたら蹴り返すし殴られたら殴り返すといったことです。でもいつの日からか「それってカッコ悪くない?」と思うようになりました。仕掛けてきた人間と同じことをして、常に先手ではなく後手なわけでしかも同レベルの人間になってしまうのはカッコ悪いと思うようになりました。自分が大人になれば、その場は平和に沈着するわけです。同じことを繰り返して相手とやり合ってもそこには何も生まれないわけなので、やり返すことなく相手と同じことをすることが馬鹿げていると思うようになりました。

 

 ここで言う「大人になる」というのは、大人な「考え方」をするということです。それはどのような考え方なのか。「寛容な考え方」ということです。何事も許すということではありません。「筋が通らない言動をする人間と目線を合わせる必要がない」ということです。わざわざ目線を合わせて話を聞いてやる必要はないのです。理にかなっていない言動を上手くかわすことが「大人になる」ということだと思っています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「〜するなは逆効果」を予定しております。ではまた次回