その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

〜するなは逆効果

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「〜するなは逆効果」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 小学1年生の時、任天堂DS本体とスーパーマリオブラザーズのゲームソフトを親に買い与えてもらいました。ゲームを買ってもらえたことが嬉しくて仕方がなかったことを覚えています。学校へ行って帰ってきて宿題をしたら、DSを開く毎日でした。毎日正確な時間は覚えていませんが、母に「ゲームをするのは1日○時間」と決められていました。しかし、その約束を平気で破り毎日6時間くらいゲームをしていました。ずっとゲームをしていると「ゲーム辞めなさい」と母に言われていました。反抗期でも何でもなく、右から左へ聞き流していました。そして、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、中学生の頃、母に「勉強しないのなら部活を辞めなさい」と言われ続けていました。「部活は将来あなたの何を助けてくれるのか」と言われれば言われるほどに、絶対部活は辞めないという気持ちが強くなっていきました。

 

 「ゲームをするな」「部活をするな」と言われても自分は逆効果に感じていました。「〜するな」と言われたところで、素直に辞められるわけないと思います。では、「〜するな」を乱用する人間はどうするべきなのか。具体的に何をすべきかを提示しなければいけないと思います。正直、「〜するな」は誰にでも言えます。もちろん自分の母は「ゲームをするな」「部活をするな」の先に言いたかったことは「勉強しろ」だったんだと思います。でも、自分の場合は「なぜ勉強しなければいけないのか」を説明してもらわないと納得できませんでした。大抵の親御さんが学歴社会が全てだと思い込んでいるので、「良い大学に行くため」「将来困らないため」と子どもに言っていると思います。自分もそう言われていました。でも、自分は「そうじゃない」「そんな薄っぺらい浅い回答は求めてない」と思っていました。抽象的な理由しかないのなら、気軽に「〜するな」と言わないで欲しいと思います。実際、自分はゲームを本気でやっていた頃ゲームクリエイターになりたいと思っていました。自分は漫画を読みませんが、漫画が好きな方は「漫画ばっかり読むな」と一度は怒られたことがあると思います。「でもそれってちゃんとエビデンスがあるの?」と思いませんか?「絵ばかりの漫画は文字ばかりの小説より学ぶものが少ない」と論文か何か発表されていましたか?子どもの可能性を広げてあげるのが親の仕事です。自分のように「いや自分がやりたいことをやるんだ」と言える子どもばかりではありません。どうか子どもの可能性を狭めないであげてください。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「意見を述べると文句を言うの違い」を予定しております。ではまた次回。