その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

親がどれだけ子どもに投資できるか

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「親がどれだけ子どもに投資できるか」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 「親にもなったことのない人に何が分かるんだ」「偉そうに言うな」と言われてしまうとそこで話は終わってしまいますが、親に感謝してリスペクトしている且つ自分がやってもらって嬉しかったことをお話しさせていただきたいと思います。大前提として、今から書くことがどの親御さんにもできることではないということは忘れないでください。むしろできる親御さんの方が少ないのかもしれません。子どもの教育にどれだけ子どもの将来に投資できるかどうかで子どもの未来は変わってくると自分は思っています。投資というのは「お金」のことです。「親からのあの支援がなければ…」と思うと、確実に今の自分が存在しないことは分かります。

 

 自分が何かを始める時、親が反対したという過去は一度もありません。もちろん不安や心配もあったと思います。誤解していただきたくないのですが、中学校から始めたソフトボールを「辞めなさい」と母に言われ続けていた日々があったとこのブログでも散々書いていますが、部活動を始める時に反対されていたという事実はありません。それは、自分が小学生の頃に、親に言っていた私立中学校に行かせて欲しい理由・目的と自分の実際やっていることが全く違っていたので自分が悪かったのです。そして話を戻しますが、自分は親にとって第1子で子育てが初めてなわけです。自分で言うのもなんですが、本当に苦労したと思います。というのも、常にワガママで自分勝手で親を振り回す子どもだったからです。小学校の頃、「ピアノ・習字・そろばんはマストで習いに行ってもらう」という母からの条件をもちろん飲み、3年生からサッカーを5年生から塾を習わせてもらうことになりました。この2つだけは自分の意志で始めた習い事です。ちなみに、ピアノは大嫌いな習い事で辞めたかったのですが、母が「将来困って欲しくない」と言ってやる気もない子どもに月謝を払い続けてくれました。そして、小学5年生の時に中学受験をしたいと言い出します。「医者になりたい」と言っている子どもに本当に医者になれるのかも分からないのに、中学受験をさせてくれました。そして、中学校に入学しましたが、勉強を勝手に卒業して、部活動に熱中して医者になることを断念して興味もなくなっていました。中学2年生の頃には、「英語教員になりたい」とふわふわとですが夢を持っていたので、「学校から団体で行く短期語学留学に行きたい」と言い出します。それも親は何も言わずお金を出してくれて中学3年生の夏にニュージーランドに行きました。しかし、英語教員も目指さなくなり、「保健体育教員になりたい」と親に切り出しました。そこから、大学受験の際も「本当に教員採用試験という狭き門をくぐり抜けて保健体育教員になれるのか」と何も約束されていない将来を自分と共に信じてくれたわけです。

 

 ここまで読んでいただければ分かると思いますが、自分は絶対に自分の親になりたくありません(笑)結果、自分は親を裏切り続けている子どもです。情けないやらみっともないやら…という気持ちです。自分がここまで来るのに、親が自分にどれだけ投資してくれたのか金額にするとどれくらいなのか分かりませんが、本当に多大な額だろうと思っています。これらの分をできるだけ返していきたいですが、親は「そんなことは望んでいない。好きなことをやって後悔するな」と言います。なぜここまで投資をしてくれるのかと考えてみると、親から子への無償の愛でしかないのだろうと思いました。本当にありがたいです。難しいことではあると思いますが、親が教育においてお金を渋ることなく、親が子どもの夢を一緒に見れる状況がベストだと思っています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「歪んだ愛も伝わってしまう」を予定しております。ではまた次回。