その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

家庭教育

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「家庭教育」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 家庭教育とは、親が子どもに言葉や生活習慣、コミュニケーション等生きていく上で必要なライフスキルを身につける援助をすることです。家庭教育と言われれば、勉強を家で親が教えることを想像する方もいらっしゃるかもしれません。でも、勉強より何より大事なことを親が子どもに教えることが家庭教育だと自分は考えます。

 

 自分の父は中学校教諭をしていて、家に帰ってきても一教師であり、自分と2歳下の妹は生徒のような感じでした。教師だからなのだろうと思いますが、自分はとても厳しく育てられました。でも、メリハリのついた時には厳しく時には優しくといった子育てをしてくれていたと思います。幼少期の頃、家族で外食に行った時に食べたいものを頼んだのですが、量があまりにも多くて残すことになってしまいました。ここで、「残しても良い」と言ってくれる親が一般的だろうと思うのですが、自分の家庭の場合、怒られました。「食べられそうな量の料理を頼みなさい」と言われました。それから、自分の食べれそうな量のものしか頼まなくなりました。小学生の頃、家族旅行に行ける条件が父から下され、それは「通知表の最も良い評価の数がノルマを上回っていること」でした。おそらく、だいたいの家庭は、無条件で家族旅行なんて行けるでしょう。しかし、我が家はそうではなく、父から「日頃頑張っていない子に遊ぶ資格はない」と教わりました。そして、これが両親から教わったことで最も印象深いのが、「何かもらったら必ず両親どちらにも言いなさい。後でお礼をしなければいけないから」ということでした。その場で自分がお礼を言うのは当たり前だとは思うのですが、両親に言わなければ次、両親がお礼を言えないため自分から両親にしてもらったことを言わなければいけないということを教わりました。

 

 今21歳ですが、そのまだまだある我が家のルールをずっと守り続けています。自分は豊かな家庭教育を受けることができたと思っています。親に感謝です。他の家庭よりきっと何倍も何十倍も厳しく育てられましたが、親が教えてくれたことは間違っていなかったと思えているので、親って偉大だと改めて思います。家庭教育を学校に丸投げしたり、家庭で教育する必要がないと思っている親御さんはまだまだいらっしゃると思いますが、それは間違いだと気づいて欲しいです。家庭教育は重要な役割を果たしています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「家族の在り方」を予定しております。ではまた次回。