その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

豆腐メンタル

 なぜかメンタルが強いと思われることが多い。だが、周りの人たちの期待を裏切って申し訳ないほどに、メンタルは弱い。怒られることに慣れていないせいか、怒られるとひどく反省し引きずってしまう。仲良くしたいと思っている人から面と向かって悪口を言われた時も相当なショックを受けたこともあった。そんな感じで決してメンタルは強くない、情けない人間である。

 

 物心がついた時から自分のことを豆腐メンタルだと思っている。すぐ泣いてしまうこともそう思う要因である。些細なことで泣いてしまうのは、22歳になった今でも変わっていない。今は、悔しい時に泣くことが多くなった。いつもはベラベラ喋る自分もその時ばかりは無口になって静かに涙を流している。涙でしか表現できなくなるのである。そんな豆腐メンタルの自分が何とかここまで生きてこられたのも、周りの人たちに支えられて助けられている以外に自分なりに気をつけていることがあるため、それを紹介させていただけたらと思っている。

 

 元々ネガティブな性格である。自分に特別できることなんてないし、別に秀でた何かを持っているわけでもないと思って生きてきた。実際にそうである。でも、今ではそんな中で自分のベストを尽くそうと思って前向きに生きられるようになった。根本ネガティブな性格は変わらないが、それだけで物事との向き合い方が全然違ってくる。だから、きっと自分は強く見せているだけなのである。人前で話すとかチャンスで自分に打席が回ってくるとか、おそらく万人が緊張する場面である。もちろん自分もその1人である。でも、話をするのは好きだしバッティングも自分の中で得意とするものだったがやはり緊張はしてしまう。それでも自分が緊張しなくなったきっかけがある。「人前で特におもしろくない話をしてしまったらどうしよう」「チャンスを自分のせいで掴めなかったらどうしよう」と思っていたが、とにかく考えを変えた。「自分が笑顔でリラックスしていたら話が勝手に弾んでいくだろう」「チャンスは自分が掴んでやる」と思うことで成功することが増えた。どうしようと思えば思うほど、心も体も固まってしまい本来のパフォーマンスができないと思う。自分はそう思っている。

 

 豆腐メンタルの人って、どこまでもマイナスに考えられる生き物である。「自分なんて」「迷惑かけたくない」と常に思ってしまうものである。でも、そんなこと考えてたって人生楽しくないって思うようになった。ポジティブにはなれている自信はないが、考え方を前向きに捉えようとはしている。豆腐メンタルであれば、放っておけば地獄へ地獄へ向かっていくだけで何もいいことはないだろう。まだまだメンタルは弱いだろうが、考え方だけでも変えて強くなる努力はしていきたいと思っている。