皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り｢自分は強いと思いすぎるな」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。
率直に申し上げますが、今日の内容は完全に自分の失敗談となっております。そして、「自身を過信しすぎるな」という話にも繋がってきます。強いと一言で言ってしまっていますが、ここで使う「強い」という言葉には心、体力、自信といったことが含まれているということを踏まえて読んでください。
小学6年生の時、中学受験をしました。あの頃の自分はかなりの自信家で「やれば何でもできる」と思っていました。どこからそんな自信がきていたのか今では不思議で仕方がありませんが、きっと家族や友人、先生からたくさん褒めてもらっていたからだろうと思っています。でも、そんなお世辞か社交辞令かも分からないような褒め言葉でおだてられて人生終えられるはずがありません。たくさん勉強してたくさんのものを犠牲にして大きくなった気持ちのまま私立中高一貫校へ入学しました。しかし、ここで人生上手くいってしまっていては今の自分がないわけですので、この時にしっかりと人生で初めて大コケしました。「それまでたくさんのライバルと机を並べて勉強してきてメンタルは鍛えられたし、睡魔と闘いながら勉強した日々は数えられないほどあったし、学校や塾でそれなりの結果を出しきたのに…」という感情でいっぱいになりました。「自分は強いから大丈夫」といったことをどこかでずっと思っていたのです。「こんな自分でこんなすごい戦場で戦えないし今まで大事に磨いてきた武器なんて何の戦力にもなってくれない」と分かった瞬間に急に自分の中のエンジンが切れたのが分かりました。それだけダメージが大きかったのです。このブログでも何度も書いている通り、腐っていた時期が1年～2年ほどありました。そういうことを経て自分は再出発することになりました。
結局何で自身のことを強いと思いすぎない方が良いと思うのかと言うと、万が一のことを考えていないと自分のように心が癒えるまで時間がかかってしまったり、立ち直ることができないかもしれないと思うからです。自分はかつて自分のことを強いと思っていましたが、全く強い人間なんかではなかったのです。これは結果論に過ぎませんが、強い人間なんかではないことが分かりましたので、自分の弱さも理解して正しく自己を知ることを心がけるようになりました。弱いとまでは思わなくても良いのです。「強くなろう」という意識は大事だと思います。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「少数派のやることなすことが非難される理由」を予定しております。ではまた次回。
