その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

大学4年間

 大学は義務教育ではない。行っても行かなくてもいい場所である。学びたいことがあるならば行けばいいし、遊びたいのなら行く必要はない。自分は教員になりたいからと大学へ行って教育学を学んでもう4年目になる。大学院へ行くつもりはないため、学生ラストイヤーである。大学で何をして何を求めるかは人それぞれである。大学選びの段階での条件も人によって違う。では、自分は何を大学へ求めていたかというと、とにかく「先生にしてください」ということである。もちろん、自分の努力・意欲が必要不可欠であることは分かっていたし、それなしでは他力本願になるため夢を叶える手助けをしてくれそうな大学を選んだ。苦手克服に貢献してくれたり、興味深いことを新たに教授してくれたりしそうな大学を選ぶことができ、自分が通っている大学の学部生であることに誇りを持っている。

 

 今回はここからが本題で、「大学4年間何をしていたんだ?」と言われた時に、悔しさしかなかった。正直最初に思ったことは「え、いや待ってくれよ」ということだった。何年も会っていなくて大学で何をしているかを話していないのならまだ分かる。でも、定期的に今どんなことをしているかということをその都度その都度伝えていたため、個人的にショックを受けた。それなりに自分も自信があった。大学4年間でたくさんのことを学んだという自負があった。それでも学んだことが生かせなかったと判断されたということは自分が悪いため、そこは反省した。

 

 正直、教員になるためには大学へ行かなければならないということだから大学進学を決めた。でも、大学で学べて良かったと思うことが多いし、大学で学んでいなければ学校で働けたとしても何もできないだろうと思うため大学で学ぶことは必至なのだろうと身をもって感じた。大学へ通わせてくれている両親にも感謝だ。大学4年間はあっという間だった。まだ、3年半弱しか経っていないがそれをとても感じる。だからこそ、やりたいことは全てやるべきだしやらなければいけない。自由な時間が長い人生で見てみると圧倒的に長い。興味のあることに没頭してみることも、新しいことを始められるのも大学生の間が適していると自分は考える。

 

 大学での過ごし方というのも人によって違う。自分は教員になるために必要なことを学ぶということを最優先に考えてきた。この考えが合っているかどうかは分からない。でも、自分なりに考えてやってきた。大学4年間という貴重な時間。有意義に過ごせたと自分では思っている。ボランティアでたくさんの方に喜んでもらえた。家庭教師でたくさんの保護者の皆さんと生徒のみんなに出会えた。経験も積めた。大学4年間、大学へ行って良かったと思えるものになった。