その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

見えないものを見れている?

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「見えないものを見れている?」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 当たり前ですが、「見えているものを見ること」と「見えないものを見ること」とでは「見えないものを見ること」の方が難しいです。でも、見えないものを見れていないといけないことって結構あると思っているのです。ただ単にテレビを見ていて、ダンスが上手な方が映ると「この人は天才でダンスが元々できて上手いのだろう」と自分も昔はそんな一言でその方のダンスを偉そうながら評価してしまっていました。でも、その人のドキュメントを見ていると、「運動神経が悪くてダンスをやる人生が待っているなんて思ってもみなかった」「周りの人間についていくだけで精一杯だった」と言っていて、「自分が見ている光景だけが全てではないのかもしれない」と思ったのです。自分から見れば、「ダンスの申し子」とキャッチフレーズがつくほどにダンスが上手なのに、本人からしたら努力の結晶ということですから、その大きなズレに気づくことが大事なのだと思います。

 

 「兄弟仲良くて羨ましい」と言っていただけることがありがたいことに多いのですが、そんなこともありません。自分は気分の波は全くと言って良いほどにありませんが、妹の気分の浮き沈みは激しいので、大変でしかないのです。でも、それを知らない方はずっと仲が良いと思っておられるのだと思いますが、全くそんなことはありません。今でもケンカすることはあります。もちろん自分からケンカを吹っかけることはありません。だいたい妹が何をしても自分は許してしまうのですが、「他人にやってはいけない」「甘えるのは家族だけ」といったことについては本気で怒ります。ある日いとこが遠方から遊びに来てくれて、その日の夜は祖母のお好み焼きを食べました。お好み焼きを食べるのなら狭いダイニングで食べるので、全員が一度に食べられないということで2つのグループに分けて時間差で食べることになりました。そして、自分と妹は子ども扱いですので、第1グループに入れてもらっていました。それを分かっていて、妹は祖母が焼いてくれている間に寝て、起こしても起きず第2グループがもう食べ始めている頃に起きてきて「今食べたい」と無茶なとても迷惑なことを言っていたので、それはさすがに怒りました。時間通りに行動できないことと自己中心的な発言で沸点に到達してしまいました。そこで妹も「今起きたから仕方ない」と良く分からない反論をかましてきましたので、言い合いになりました。でも、そんなことを知らない方からすればLINEのやり取りを頻繁にしたり誕生日プレゼントを妹に贈ったりしていることだけ見ているだけだと常に仲が良いと思ってしまうだろうと思います。そんなことはないということを知っていただきたいです。

 

 だからこそ、見えないものを想像してみることも大事なのではないかと思います。見えないことを想像しないでいると、良いことも悪いことも独り歩きしてしまうことがあると思うのです。見えないものを考えてみることで新たに見えてくることがきっとあることでしょう。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「子育ての大変さは子どもの人数と比例するの?」を予定しております。ではまた次回。