その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

充実しているかどうか

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「充実しているかどうか」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 「大変だけど、忙しいけど充実している」と言う方がいて、これを聞くとネガティブなのかと一瞬思ってしまいますが、120%ポジティブな発言だと思います。その大変な思いや忙しいという状況も、悪いと思っていないから充実しているという言葉で締められるのだろうと思うからです。充実しているということは、時間の流れが早いということです。いくら大変でも忙しくても早く時間が過ぎるほどに濃く、いろいろなものがたくさん詰まっていたんだろうと思うのです。

 

 自分は小学6年生の時に中学受験をしました。中高一貫校だったので6年間同じ学校に通いました。まだ受験生である時に、「6年間同じ学校に通うから中学校から高校へ進学する時の新鮮さはないだろうし、きっといろいろなことがマンネリ化するだろう」と周りの人間に言われていました。当時自分もそれを聞いて、「確かにそうだ」「途中で楽しくなくなったりまだ中学生かと思ったりするのかもしれない」と思いました。でも、本当に毎日が楽しくて、毎日充実していました。あっという間の6年間でした。「ずっと楽しいことしかなかったのか」と聞かれると、もちろんそうではありません。母に部活動を辞めさせられそうになったり、いくら勉強をしなくなったと言っても課題は最低限のこととしてやっていました。そして、朝は毎日7時台の電車に乗って約30分電車に揺られ登校していたし、睡眠時間は4、5時間がほとんどでした。それでもこうして卒業後「楽しかった」「充実していた」と思えているのですから、オールOKなのです。何事も結局「充実しているかどうか」が問題なのです。「楽しかった」と思えているのに充実していなかったといったことはほとんどないと思いますが、そういう場合も問題であるわけです。逆に言えば、自分のように毎日せわしなく過ぎていっても、毎日ほとんど寝られなくても「充実していた」と感じられているのであれば、それが正解なのではないかと思っています。

 

 「大変だ」「忙しい」「余裕がない」という感情が全面に出てしまうと、楽しかった思い出や嬉しかった思い出がもったいないと思うのです。無理にとは言いませんが、自分は「充実していた」というパワーワードを使って、嫌だったことや苦しかったこと、しんどかったことも「自分の人生においてなくてはならないことだったのだろう」と思うようにしています。充実していることにより一層感謝していきたいと思います。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「信用できる人とは」を予定しております。ではまた次回。