その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

若手の話は仏の顔で聞く

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「若手の話は仏の顔で聞く」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 あくまでも「若手をただ甘やかして優しくする」ということではありません。若手の愚痴や意見を聞く場合には、「ひたすら聞き役に徹する」ということです。どういうことかと言うと、そこで若手に「それは違う」「どうしてそんなことが言える?」と突っかかることは絶対にしないということです。ふむふむとただ聞くだけで良いのです。もちろん「どう思いますか?」と尋ねられたら、意見を言えば良いと思うし自分も現にそうしています。それまでは黙って「うんうんそれで?」と聞くだけです。

 

 なぜそんなことをするのかと言うと、大抵自分も通ってきた話が多いからです。要は、同じような経験をしてきたということです。例えば、中学生の女子4人グループの仲良しグループがあったとして、そこに1人「仲間に入れて欲しい」と言ってきました。元々そのグループにいた4人からすれば今更新メンバーはいらないわけです。その4人の中の1人が自分の後輩だったとして今の話をされたら、ずっと相槌を打って話を聞きます。自分にそういった経験はないけど、そういったグループがあることは知っていて横目で見ていた人間なので、「中学生らしい揉め事だ」と思って聞き続けると思います。自分の後輩も時を経て、先輩の立場になります。そこでの悩みは、「そういう後輩もいた」と完全に共感できます。そういった時は最後に「どうすれば良いと思いますか?」と聞かれることが多いので最後には自分も口を開きますが、それまでは心の中で「懐かしい愚痴だ」と思いながら聞いています。後輩を立ててあげると、後輩の思っていることや溜まっていることを聞き出せると思っているので、自分は先輩・後輩関係なんて関係なく全力で聞き役に回ります。まず、後輩と一緒にご飯を行った時に「最近どうなの?」と切り出すのは自分で、これは後輩と2人で話す時のマイルールです。そうすると、「進路で迷ってて…」「この間部活動でこんなことがあって…」と話してくれます。自分は当然後輩に興味があるからひたすら聞きます。自分は後輩の話を聞きたいからという理由だけで、そういった場を設けます。

 

 若手の話は、若手が話しやすいような空間を作ることが大事だと思っています。その時の自分は、バラエティで例えるとMCさんです。話を回すだけです。全く目立たないけど、それで良いのです。仏の顔で「そういうこともあるよな」と聞いていれば良いと思っています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「親も1人の人間?」を予定しております。ではまた次回。