その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

塾に放り込んで満足!?

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「塾に放り込んで満足!?」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 塾に通っている方・通っていたの中で、「塾に通いたい」「そろそろ塾に通うべきなのではないか」と自ら親に話を持ち掛けた方はどのくらいいるのでしょうか。自分が思うに、塾はできれば行きたくない対象に入ると思います。子どもの頃なんて、特に放課後は友人と遊びたいし、家でゲームをしたいし塾なんてものが放課後に習い事として入ってくることは素直に嫌だと思います。自分は、小学校高学年の頃は中学受験のことしか頭になかったですから、遊びのことよりいとも簡単に塾を優先できていました。そもそも、中学受験をしたいと言い出したのは、紛れもなく自分です。そして、塾に通いたいと言ったのも自分です。

 

 小学生の頃は、勉強が好きで塾に行くことなんて苦でも何でもなかったのです。でも、中学受験が終わり、中学校に入学した後の自分の生活は勉強の「べ」の字もないほどに部活動に明け暮れる毎日でした。中学受験が終わった直後に塾は辞めていましたので、部活動を思いっきりすることができていました。ちなみに、小学校の頃にやっていた習い事も全て辞めました。小学生の頃から明らかに学習時間が減り、その上周りの人間は勉強のできる子たちばかりということになると、自分の成績、学年内の順位は下がっていく一方でした。この状況を見て、母は自分が中学2年生の時に地元の塾に放り込みました。もちろん自分の意見なんて聞くことなく、塾へ入れられました(笑)確かに、今振り返ると中学2年生の頃が最も成績の悪い時期でした。だから、自分も仕方のないことだと我慢して塾へ通うことにしました。でも、週2回わざわざ部活動を休んでまで塾へ通っているのにも関わらず、成績は一向に上がりません。それもそのはず、自分のやる気は塾へ行く前と行く後と何ら変わっていませんでした。塾に「この子の成績上げてください。頼みましたよ」と子どもを放り込んだだけで成績に変化が出てくるのなら、皆さん塾へ通っていることでしょう。何も変わらない自分を見兼ねて塾は辞めることになりました。中学2年生、自分が最も腐っていた時期です。中学3年生に新たな夢を見つけ、自分でも分かりませんが「塾に入れる!」と言われないほどには成績が上がりました。それから、高校生になってからは大学受験が控えているということで塾に入れられましたが、あの中学2年生の頃と違ったのは「自分が乗り気か否か」ということでした。もちろん、高校生の頃に通っていた塾には勉強することは嫌でしたが、通うことがそこまで憂鬱ではありませんでした。それはきっと大学受験が控えているということよりも、その先にある自分が叶えたいと思っている夢があったからだと思います。

 

 塾へ放り込んで満足する親御さんは本当に多いと思うし、大半がそうだと思います。実際に自分の母もそうでした。きっと「塾へ放り込んでおけば成績が上がる」という何の確証もない言葉にすがっていたのでしょう。そこまで追い込んでしまったのは自分なので、そこは反省しなければいけないことだと思っております(笑)逆に言えば、塾になんて通っていなくても成績が良い子だっているのです。その子たちはしっかり勉強をしている、勉強をしなければいけないという使命感が強いのだと思います。そう考えると塾に放り込んだからと言って、成績が上がるなんて保証はどこにもないのです。そういう考えを持っていたという方はその考えは捨てることをお勧めします。何事もそうですが、やる気次第です。そのやる気を出せるように大人がしなければいけません。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「やらされ学習」を予定しております。ではまた次回。