その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

我が子に限ってそんなことない?

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「我が子に限ってそんなことない?」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 どこからくる自信なのか分かりませんが、「ウチの子は大丈夫です」と言う親御さんがいます。その言葉を聞く度に「何を根拠に言っているのだろう」と思っています。子どもがいつどのような社会的な悪い言動をするか分かりません。いくら自身の育て方が完璧だと感じていても完璧であることはないと思っています。

 

 我が家は変わっているかもしれませんが、父に昔から「友達と遊んでくる。行ってきます」と言うと、「行ってらっしゃい。万引きするなよ」となぜか言われていました(笑)「するわけない。何でそんなこと言うの?」と聞いてみたことがありました。そうすると「何があるか分からない」と返ってきました。ちなみに「万引きするなよ」は21歳になった今でも言われています(笑)でも、様々なことを考えるようになった今、それはとても大切なことではないだろうかと思うようになりました。現実、自信を持って、自身が思ったように育ってくれていると表面的には思っても、その通りに育っているとは言い切れないと思います。きっと父は自身が育てた子どものことが心配なのだろうと思います。出かける時に毎度「万引きするなよ」と子どもに言うというのはやりすぎだと思いますが、自身の子育ての理想が独り歩きして現実も実は自身が思っている育ち方をしているとは限らないため、常に子どものことを気にかけて観察することが大事であると思います。

 

 自分の父は本当に子育てに自信がなさすぎるタイプなのだと思います。でも、アルバイトの家庭教師で出会う親御さんは「勉強は苦手ですが、良い子なんです」と言わんばかりのアピールをとてつもなく感じ取っています。子育てに自信があることも、どのような子どもを育てるかという理想があることも良いと思うし、自由です。しかし、それだけで終わってはいけないということです。自信や理想を持った上で、常に子どものことを見るということをサボってはいけません。「こう育てている」と思っていても「こう育てているつもり」になっていては、気がつけば大きな事件に発展したり学校で問題を起こしたりするような子どもに育ってしまっている状態が目の前に広がることになります。だから、「我が子に限ってそんなことない」と言い切ることはできないのではないでしょうか。基本的に子どもから目を離す瞬間はあってはならないと思います。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「悔しさをバネに」を予定しております。ではまた次回。