その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

なぜ褒めてあげないのかが分からない

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「なぜ褒めてあげないのかが分からない」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 家庭教師をアルバイトとして雇っていただいている中で、この2年間でたくさん学んだこともたくさん悩んだこともありました。驚いたことも発見したこともたくさんあったのですが、その中でも「先生ってよく褒めてくれるよね」と言われたことが衝撃でなりませんでした。耳を疑うとはこのことかと思ったくらいです。自分も「今生徒を褒めている」という意識がなかったので、その程度のことが生徒にとっては嬉しいことだったのかと思うのと同時にこの程度褒めたことくらいで嬉しいと思ってくれるということは、どれだけ普段「褒められる」ということをされていないのかと怖くなりました。少し学校のテストで点数が上がったら、たとえ目標点数でなくとも内容を見てできることが増えたら褒めるということすら親御さんはしていないのではないか不安になりました。だから素直に「お父さんやお母さんから褒められたことある?」と聞いてみました。そうすると、「あんまり褒められることはない。目標を達成していないことを棚に上げてクラスの点数が低かった子と比べて喜んでいる場合ではないと言われる」と返ってきました。以前自分は「周りの人間と比べるな」とこのブログで語っていますが、ここでは周りの人間と比べるどうこうという話は少し置いておきたいと思います。それ以前に、まず褒めなければならないのではないかと自分は思うわけです。第一声で「良く頑張ったね」と言うことで全然印象が違うと思いませんか?子どもがクラスの子の点数を出して比較して自身の方の点数が良かったとわざわざ言うということは承認欲求以外の何ものでもないと思います。

 

 子どもは親御さんに1番に褒めて欲しいし、評価して欲しいと思っています。褒めることってそんなに難しいことではないはずです。しかし、それができない親御さんがいらっしゃるということは本当に問題であると思います。自分も親に厳しく育てられた反面たくさん褒めて育ててもらいました。小さなことでもできるようになれば褒めてくれたし、「すごい」とたくさん声をかけてくれました。やっぱり嬉しかったし、認められていると思えることに喜びを感じていました。いけないことはいけないと叱るべきですが、できるようになったことや良い方に変化したことに対しては素直にそしてこまめに褒めるべきだと思います。褒めることがどれだけ大事か分からないといけないのではないでしょうか。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「我が子に限ってそんなことない?」を予定しております。ではまた次回。