その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

良い子は危ない

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「良い子は危ない」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 学校に「あの子って本当に良い子だよね」「悪いところあるのかな?」と誰にでも良い子だと言われているような子はいませんでしたか。学校の勉強ができて、運動もできて、音楽会ではピアノを弾いて、習い事をたくさんして、先生に とは礼儀正しく接して、たくさん友人がいて…本当に見た目は非の打ち所がないのではないかと思うほどに良い子が学年に1人はいたのではないのでしょうか。良い子だと言われている子どもほど家庭の事情や自分自身のこと等抱えているものが大きい可能性があります。そして、「良い子だね」と言えば言うほどその子は悩みを打ち明けにくくなり、また1つ自分自身を作ろうとしてしまいます。とてもしんどいことだと思います。

 

 自分は全く良い子でも何でもなかったですが、何を思ったのか良い子に憧れていた時期があります。ちなみに小学生の頃です。いわゆる「優等生」と言うやつです。それに、父が中学校教諭をしていることから先生に注目されていることも母に「教師の子どもとして…」ということも適宜言われていたこともあり、「良い子」を作ることにしました。頑張って無理をしていたので、たくさん周りに褒めてもらえたし良い気分でした。でも、そう感じるのも一瞬でした。そう言われれば言われるほどに全てがプレッシャーとなり、本当にストレスでした。段々それがしんどくなって中学生で「良い子」を演じるのはやめました。良い子でも何でもないのに良い子になろうとしたのが間違いだったと気づきました。本当は特別勉強ができたり運動神経が良いわけでもないし、ピアノはある程度にしか弾けないし、先生にろくに敬語も使えないし、遊ぶ友人は固定だったしで散々でした。それでも良い子だと見られていたことに驚きでした。化けの皮を剥がされることはなかったけど、自分を繕う自分に嫌気がさして自分で化けの皮を剥がしました。周りにいた勘の良い人は気づいていたかもしれません。

 

 自分が思う「良い子」の概念から少しでも離れてしまうと自分自身が狂う感覚に陥ってしまうのです。それによってストレスが溜まり全く関係のない人間を巻き込んで攻撃してしまったり、余計なことを言ってしまったりして迷惑をかけてしまったことも実際ありました。「この子良い子すぎる」と感じたら、少し注意して見てみてください。素で良い子というのはいません。どこかで満たされていません。全ての面で満たされている人間はいないからです。事が大きくなる前に対処するよう努めなければいけません。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「他人のアドバイスは2割程度」を予定しております。ではまた次回。