その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

体罰

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「体罰」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 昔は何も問題に取り上げられていなかった「体罰」も今では大きな社会問題となっています。そもそも昔は「体罰」という言葉もなかったのではないでしょうか。現在、学校現場で教師が生徒に対して手をあげると教師はほとんど解雇になってしまう世の中です。特に、運動部活動での体罰が多く見られます。自分は運動部でしたが、体罰を受けた経験はありません。運動部活動で体罰は多く見られますが、学校生活でも見られることはあります。授業を注意しても真面目に聞かない生徒に罰として廊下に立たせることも体罰にあたる時代です。

 

 自分は言うまでもなく体罰は反対派です。きっと「今でも痛い目に遭わなければまた同じようなことを繰り返す」と思っている先生方もいらっしゃると思いますが、自分は違うと思っています。伝えたいことを暴力で解決しようとするのは絶対違います。伝えたいことが伝わらなくても感情に任せて叩いたり殴ったり蹴ったりしてはいけません。自分はそういった経験はないので、想像をしてみましたが生徒からすると怒られたり、先生の言っていることが分からず、急に暴力を振るわれてもそこに何も愛は感じないと思います。ただの暴力にしか思えないような気がします。生徒としては理解出来るまで、伝わるまで一生懸命言葉で伝えて欲しいと思っているはずです。

 

 体罰問題は実に深刻な問題です。今でもなくならない問題で、いじめ同様なくなることはないのではないかと自分は思っています。でも、体罰の問題もいじめの問題も少し意識を変えるだけでなくなる問題だと思っています。全教員が意識を変えることが難しいからこのような現状になってしまっているのが事実です。もっと暴力で解決しようという考えをなくして、言葉で「どのように言えば伝わるか」「どうしたら良いのか」と考えるべきです。はっきり言ってそれは教員の技量だと思っています。生徒を変えようとするのではなく、教員自身を変える努力をしなければいけません。これは日常の人間関係でも言えることです。なかなか他人を変えるのは難しいです。なので、教員側の人間が「まだ何かできることはないか」と考える必要があります。力で解決することはその場しのぎの行動だと思っています。力より言葉の方が生徒に一生響き、残っていくと信じています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「悪口を言われること」を予定しております。ではまた次回。