その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

子どもは操り人形じゃない

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「子どもは操り人形」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

自分の子どもは自分の思い通りにいくと思い込み、ガッカリされる親御さんがたまにいらっしゃいます。「私の子ならできるはず」「これくらいはできる」となぜか自信満々に話す親御さんをとても疑問に思います。自分からしたら「そんなわけない」と思い逆にその親御さんにガッカリします。いくら親子でも家族でもDNAの限界もあるし、全く同じように産まれてくるわけでもありません。そして、「私の言うことに全て従ってくれるに違いない」という考えの親御さんもいらっしゃいます。

 

 自分はアルバイトで家庭教師をしています。始めて今年の10月で丸2年になります。今までたくさんのご家庭を見てきましたが、本当に様々な親御さんと出会いました。子どものことを考えているフリをしている人、子どもに無関心な人、逆に子どものことに何事にも口を出す人…本当に様々でした。その中で「お兄ちゃんもそうだったんだから」が口癖のような親御さんがいらっしゃいました。「お兄ちゃんができたんだから絶対できる」「お兄ちゃんも時間かかったから仕方ない」と言われている妹が見ていて可哀想でした。その親御さんは「子どもたちは私が言った通りにやってくれる」と思っているタイプの方でした。親御さんの言われた通りに何事もこなしている感じで、そこにその子たちの意志は1つもなかったように思います。どこかのブログで書いたように、子どもは親の一部であるけれど子どもの人生は子どもの人生であることは忘れてはいけないと思います。

 

 子どもは親が操って思い通りにできるおもちゃでは決してありません。子どもにも意志があるし、言いたいこともやりたいこともちゃんとあります。兄弟姉妹で比較をして親がいろんなことを決めてレールを敷くのも子どもからしたらありがた迷惑です。習い事や志望校を決める際に、我が家も「お姉ちゃんはこうだったから」「妹はこうだった」という話をされても自分も妹も「そうなの」と聞き流していたし、親も本気ではなかったこともあり、自分の意志で何事も決めさせてきてもらっていることに感謝しています。しかし、それに逆らえる子どもばかりではありません。子どもは無力です。「逆らってしまったらどうなってしまうのか」「逆らえない」と考えてしまう子どもはなかなか自分の意思表示ができません。良かれと思ってしていることが子どもの選択を狭めてしまっている可能性があるということを忘れないでください。子どもは操り人形なんかではなく立派な1人の人間です。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「体罰」を予定しております。ではまた次回。