その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

いじめ

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「いじめ」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 唐突ですが、いじめはこの先も完全になくなることはないです。子どもだけでなく大人の中にもいじめはあるからです。大人までもがいじめをしているこの世の中で、それを見て育つ子どもはいじめをしないなんて逆にありえません。 ではもう、いじめはなくならないものとして考えた方が早いとある時から自分は気づきました。いじめに出くわしたときどうするか、教員目線で考えてみることが増えました。普段から観察し状況把握することは当たり前です。その次に相談してもらいたいと思いますが、その為には確実な信頼関係が築かれていなければならないし、解決しようとして逆にいじめがエスカレートしないように慎重にならなければならないことはよく分かっています。よく分かっているからこそ、難しいと感じています。でもとにかく、1人では抱え込まないで欲しいし自分にだけでなくとも誰か頼れる人に打ち明けて欲しいです。その頼れる誰かから自分の耳に入れてもらおうと思うと幅広い信頼が必要だなと強く感じています。常に「あなたのことはちゃんと認めている」ということを伝えて味方であることを示したいです。

 

 そもそもいじめはなぜ起きるか。以前のブログにも書いたように嫉妬やストレス発散、ただの暇つぶしが原因です。「何でいじめなんかしたの?」と聞くと「何かムカつくから」「ブスだから」と薄っぺらい上辺だけの言葉が返ってきます。もう意味が分かりません。「そんなことで何でいじめるんだろう」と疑問しかないです。いじめられている側はそんなことを言われてもどうしようもないし、いじめっ子はいじめても良い権利なんて一切ありません。いじめは「いじめられる方が悪い」と言う人がいますが、それは間違っています。いじめている人が120%悪いのです。どんな理由があってもいじめという手段で解決しようとしてはいけません。可愛い人がいてその人があまりにも自分より圧倒的に可愛くて羨ましいと思ってもその人をいじめてはいけません。その人にメイクやヘアアレンジ等を教えてもらい、自分の理想の可愛いに近づけば良いと思います。「その子になんか聞きたくない…」みたいなよく分からないプライドは不要です。野球の練習でたくさん監督に怒られてムシャクシャして、その鬱憤を晴らすために気弱で誰にも言わなそうな目に入ったクラスメイトをいじめるのではなく、もっと野球の練習に打ち込んで、野球を上手くなった方が絶対に自分のためになるし、状況は変わります。何も打ち込めるものがなく暇だったから誰でもいいからと思っていじめるのではなく、何か熱中できるものを見つけるべきです。

 

 いじめられた人は死ぬまでずっと覚えています。過去のこととはいえ、死ぬまでずっと傷は残ります。そして、いじめる時間があるなら、もっと自分のために時間を使いましょう。いじめのメリットなんて何もありません。意図的に他人の人生に踏み込んで土足で入り傷だけ残して去ることができる人間はこの世に1人もいません。でも、残念ながら今もいじめられている人もいます。学校という組織で考えると、それでも無理に学校に行っている人もいると思います。行きたくなければ行かなくて良いと思います。そして、そうやって自分1人で戦っているいじめられている人は強いです。ほとんどのいじめっ子は複数です。誰かと1人をいじめないと自分が弱いから、負けると思っているのです。1人でいじめる覚悟もない人と真正面から戦ってやる必要があると思いますか?まず向こうが真正面からいじめてきてないのですから。学校は楽しいところです。楽しくないと思うのなら、休んでも良いと思っています。それは逃げではなく立派な選択です。そして最後に。自殺という多くの人が勘違いをしている逃げを選択しないでください。昨日のブログにも書いたことプラスそんなつまらない連中のために自分の大事な命や人生を終わらせてはいけません。これだけは言っておきます。こんなことをここで言っても…と思いますが、いじめは絶対にしてはいけません。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「周囲の目」を予定しております。ではまた次回。