その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

自殺

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「自殺」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 「自殺」と聞くと本当に悲しい気持ちになります。皆さんもきっとそうだと思います。自分は自殺をしたいと思ったこともなければ、冗談でも「死にたい」という言葉を口にしたことがありません。それは周りの人に恵まれているからだと思っています。そして、死にたいと思うほど辛いことにも出会っていないからです。

 

 自殺をしてしまいこの世にいない人たちのことを責めるつもりもなければ、むしろ被害者であることが多いと思っています。しかし、「死んだら楽になれる」というのは絶対に間違っていると思います。もちろんあの世はどんな世界なのか知りませんが、この世を去って苦しい状況から逃れられるという確証はないし、何より残された家族は信じられないほどのショックに襲われます。どれだけ嫌なことや辛いことがあっても自分から命を絶つという選択は絶対にしてはいけません。「私(僕)みたいに辛くないから分からないんだ」と言われるとそれまでですが、例えば仕事の人間関係が上手くいってないんだということで「ああ死んでしまいたい」と思ったとしても本当に自殺という手段を選んではいけません。今までの安定した生活やここまで頑張ってきたプロセスを手放すことや周りの目が怖いというのはよく分かりますが、思いきって違う仕事を新たに始めれば新たなスタートが切れると思います。そこで新たな出会いもあり、良い人間関係が築けるかもしれないので、希望を抱いて生きるべきだと思います。

 

 声を大にして言いたいことは、自殺という選択をしてしまうとそこで何もかもが終わってしまうということです。自殺をしようと思ってしまう原因は様々だと思いますが、その苦しい状況も終わるのかと考えると、それも断言出来ないのではないかと思います。「いくら辛いことがあっても逃げてはいけない」という精神論を叩き込まれた過去がありますが、最近それは違うのではないかと思ってきています。また新たな場所で新たな頑張れるものを見つけて頑張れるならそれで良いのではないかと思うようになってきました。ただ、自殺は逃げる手段にもなっていないということだけは昔も今も考えは変わっていません。「今、死にたい」と思っている人や冗談でも「死にたい」と言葉にしてしまった人は絶対に行動に移してはいけないし、1歩引いた客観的に自分自身や物事を見て、自ら命を絶つことは絶対にしないで欲しいなと思います。残念ながら、日本は特に自殺件数が多い国です。教員を目指す自分は、「死んでしまいたい」なんてことを思わせない環境を作り、生徒たちには楽しい人生を送って欲しいという思いで日々過ごしていきたいと思います。苦しい状況は一生続かない、そしてまだ見ぬ幸せと自分の可能性を信じて明日も生きていきましょう。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「いじめ」を予定しております。ではまた次回。