その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

周囲の目

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「周囲の目」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 皆さんは周りの目を気にしてしまう方ですか?いわゆる「世間体」というやつです。周りの目を気にしないで生きている人の方が少ないと思っています。自分も昔は本当に周りの目を気にして生きている子どもでした。勝手に「周囲の期待を裏切ってはいけない」とか「周囲からはこう見られているのだから自分はこうでなければならない」という固定概念を作ってしまい、それ通りに生きていかなければならないんだと思っていました。常に姉らしくお利口さんでなくてはならない、成績は良くなければならない、常に明るく活発でなければならない…と思って生きてきました。周囲もそれを望んでいるし、そうやって生きているとまず自分は褒めてもらえる。でも、中高一貫の中学校に入学後、生活リズムも環境も友達も先生もガラリと変わり、「間違った生き方をしていたのかも…」と段々と思うようになりました。周りの人間のために生きているのではないと当たり前のことかもしれないし気づくのが遅くなったかもしれないけれど、気づくことができました。そもそも最初の中高一貫校への進学の理由は、ハイレベルな勉強がしたかったから、落ち着いた環境で勉強をしたかったからです。小学生までの全てを捨て新たな世界に飛び込みました。すると、自分のことを知っている地元の人が「勉強難しい?でもよく勉強も出来るから余裕だよね」「さすがだね」と声をかけてきていました。はっきり言って地元の中学校には行きたくなかったので、塾も週に3日通っていたし、夏期講習、冬期講習、正月特訓まで受講してピアノ、習字、そろばん、サッカーの習い事と並行しながらは本当にハードスケジュールで大変だったけれど、「勉強しなければ中学受験には合格しないんだ」という一心でとにかく必死にはやっていたので、そりゃここまで環境を整えてもらっているのだから学校の成績は悪くはなかったです。しかし、勉強をするために入った中学校でソフトボールにのめり込んでしまい、勉強への熱は冷めていく一方でした。親にも散々「部活をするために行かせてるんじゃない」「勉強しないんだったら部活を辞めさせる」と言われるほど本当に勉強はしなくなったし、むしろ授業中もソフトボールのことを考えていました。でも、勉強を一切しなくなった自分のことを地元の人たちは誰も知りません。テストの順位が悪いことも知りません。でももし、知られたとしても「別にいいや」と思いました。そんなことを考えるのに疲れました。「〇〇さん家の子、〇〇中まで行ってるのに勉強は全然らしいよ」と噂されようがどうでも良かったです。楽しいソフトボールができる毎日が楽しかったし、今日もソフトボールができると思えば嬉しかったです。

 

 そして中学3年生で保健体育教員になるという体育系の道を選択することになります。小学4年生で中学受験をしたいと言い出し、小学5年生から中学受験に対応している塾へ入塾し、苦労して入った中学校でしてきたことはソフトボールのみ。そして選んだ道は体育系。そして、今通っている大学も通っていた高校から考えるととても特殊です。それは自分でもよく分かっています。しかし、「おかしいよ」とか「どんな人生歩んでるんだよ」と笑われても別に良いです。自分がやりたいことを胸張ってやっていることを笑っている人は大したことないし、これから関わっていきたくないのでそれまでの関係です。「もっと勉強しておけばな」とか「もったいない人生だな」と罵られようとも自分は気にしません。

 

 ある時からこのような考えができるようになりました。いつかのブログで書いた気がしますが、自分がやることに指図できる、笑って良いのは自分だけということです。周りの目なんて気にすることないのです。「こんなことしたら周りに何て思われるだろう」「変だと言われないかな」と悩む時間が無駄です。人生のこともそうですが、分かりやすいのがファッションや髪型です。「何それ似合ってないよ」とか「それが可愛いと思ってるの」と言われると凹むと思います。たぶん昔の自分ならそう思っていました。でも誰のためにオシャレをしているのか、可愛くなる努力をしているのかと考えると全て自分のためです。彼氏のためという人もいますがそれは結局彼氏に「自分のことを可愛いと思ってもらいたいから」という意味を含んでいます。固定概念や周囲からのイメージを取っ払い、本当に小学生の頃と今とでは生きやすくなりました。なので、胸を張って自分のやりたいように何事も決めてその時その時後悔のないように人生歩んでいきましょう。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「周りと比べてどうするの?」を予定しております。ではまた次回。