その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

周りと比べてどうするの?

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「周りと比べてどうするの?」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 現代は特にだと思いますが、我々は自然と他人と比べてしまう、他人と比べて生きていくのが当たり前だという時代で生きています。例えば分かりやすいのが、学校のテストです。テストははっきり順位が出てしまうので、「私は〇〇より成績が良い」「僕は〇〇には到底追いつけない」とすぐ比べてしまうし、他人と比較することが見に染み付いてしまっているのです。でもそのように、数値化してしまう学校側も面倒なことがなく効率的に生徒を分類できてしまうし、テストを受ける生徒たちにも分かりやすいため、このやり方はなくならないのだと思っています。

 

 しかし、周りと比べてどうするのだろうと自分は思います。他人と比べて一喜一憂したり優っている、劣っていると思った先に何があるのでしょうか。「あの子には負けたくない」と勉強でも運動でも何しろ思うことはあると思います。自分も勉強を頑張っていた小学生の頃、塾の実力テストであの子には負けたくないと思っていました。しかし、もしその子より順位が上だからといってその時は嬉しかったけど、今思えば自分の中には何も残っていませんでした。もちろん詳しいことは分かりませんが、自分の成績は変わっておらずその子の点数が下がっていたとしたら、自分の成長で順位がひっくり返ったわけではないということになります。高校1年生の頃は部活に明け暮れる日々を送っていたので、「先輩の次なんて嫌だ、先発で投げたい」と思い練習を重ねていました。しかし、先輩より自分を選んでもらえる試合が増えてもその先輩が練習をサボって結果、自分が投げさせてもらえることになっていたかもしれません。そう考えると自分のためだけに頑張ることを勧めます。人間は自分の実力や技量が分からない時や不安を感じた時に周りを見る傾向にあると思っています。

 

 比べる対象は常に過去の自分でありたいと思います。自分が成長出来ているかどうか、どのように成長出来ているかなんて他人と比べたって分かりません。それに、みんなそれぞれ得手不得手があります。「どうしてあの子は出来て自分は出来ないのだろう」と思うかもしれませんが、DNAも、持って生まれた才能も、育った環境も、培ってきた経験も何もかも違うのですから、それは当然のことです。それは大切な個性として捉え、他人と比べずに過去の自分と戦い続けていきましょう。そのように過去の自分と比較し続け、反省を繰り返して人間は成長していくのだろうと思っています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「ないものねだり」を予定しております。ではまた次回。