その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

学校のテストで1位になったら喜ぶ親の心理

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「学校のテストで1位になったら喜ぶ親の心理」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 親御さんはきっと学校のテストで1位になったら喜んでくれると思うです。学校では「授業」という名の勉強する時間が多いため、学校の勉強ができることが正義だと子どもも思い込んでいるし、親御さんも思い込んでいます。学校の勉強の成績が良い子は勉強ができることを自信を持って学校生活を送ることができますが、学校の勉強の成績が悪い子はどうでしょうか。学校では勉強ができなければ「誰も私のことを認めてくれない」「どうせ僕のことなんて」と悲観的になってしまいます。逆に、学校のテストで1位になったら親御さんは喜びますが、そんなに喜ぶことでしょうか。というのも、学校のテストで1位になるのもマラソン大会で1位になるのも同じほど素晴らしいことです。なのにも関わらず、マラソン大会で1位になった時より学校のテストで1位を取って家に帰ってきた時の方が大きく喜びを子どもに伝えてしまっているのが現実です。今の時代、学歴社会で学歴で就職先や収入に大きな差が見えてしまうので、親御さんもはっきりと目に見える順位で我が子の学校のテストの成績はどうなのかと判断するのも仕方ないことだと思うし、それも日本が作ってきた教育の理念だと思っています。

 

 それに、学校のテストで1位になる我が子しか誇らしくないですか。そんなことないと思います。困っている人を助けてあげられる子、他人の痛みが分かる子、自然に気を配れる子…1番我が子の良いところをたくさん知っているのはもちろん親御さんです。他人に優しくできた時、学校のテストで1位になった時と同じように喜んで褒めてあげましたか?目に付いたゴミをさりげなく捨てることができた時、学校のテストで1位になった時と同じように喜んで褒めてあげましたか。学校のテストで1位になることだけが、目に見えて分かる数字だけが、子どもの成長を測れるものさしではありません。

 

 自分も親にはたくさん褒めて育ててもらいました。やはり嬉しかったし、それが力になっていました。悪いことをした時はもちろん叱るべきですが、良いことをした時は必ず言葉にして思いっきり褒めてあげるべきだと思います。褒めるどんな瞬間も全力で喜んで褒めてあげてください。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「不登校」を予定しております。ではまた次回。