その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

2023年11月を振り返って

 まもなく2023年が終わろうとしている。気が早いと思われるかもしれないが、寒くなってきたら年末も間近かなと個人的に思うのである。今月が終われば、師走と呼ばれる12月がやってくる。毎年あっという間だ。

 今月は、秋の遠足というイベントからスタートした。お母さんとの共同で行う仕事がこの遠足だった。しかし、お母さんは教諭でいろんな仕事を抱えている。だから、できそうであれば任せてもらおうと思った。そして、勝手に進めてお母さんに確認をしたり相談に乗ってもらったりしていると、自分主導になっていった。昨年どのようにしていたか、いろいろな資料を見ると分かったし、予定を立てるのは好きだからスケジュールも組んでみたりして、結構1からさせてもらえた。少し成長できたかなと思う。「何かあったら責任とる」という心強いお母さんの言葉に甘え、好き放題させてもらった。昼食場所や行き先など、提案して改善してを繰り返して、無事に終えることができた。任せてもらえることって幸せだなとも思え、お母さんには感謝している。いつもサポートしてくれた。(お母さんありがとう!)

 子どもたちもとても楽しみにしていた。素直にそれを表現できるのがこの学年のいいところ。グループでどんなお土産を買うか、行き先はどんなものがあるのかなどを調べる作業もスムーズに行える。結果的に2人参加できなかったが、みんないい顔をして楽しんでくれた。計画した側もあんなに可愛らしい笑顔を見せてくれると嬉しかった。連れて行けてよかったなと思えた。

 遠足が終わると、教育実習生が学年に入った。たったの2週間だけだったが、最終日はとても寂しそうにしている子どもが多く、別れを惜しんでいた。確かに、明るく元気で優しさと温かさを持ち合わせている先生だった。子どもが好きそうな先生で、これからきっといい先生になるだろうなと思った。最初は、小学校の先生になってから特別支援学校の先生になりたいということだった。真っ直ぐに教員を目指す学生が少ない中、高い志を持っている先生でぜひ一緒に働きたいと思った。また、素晴らしい出会いだった。お父さんも大変だったと思うが、さすがの指導力だった。

 それと同時に生徒指導案件も挙がっていた。少しイラついたことを言われて、腰あたりを軽く蹴ったとのことだった。被害生徒の母親からの訴えで分かった。一方、加害生徒は不登校気味でこの日も学校に来ておらず話が聞けなかったため、初めての家庭訪問を行った。「覚えていない」と最終的には認めたが、最初はこんな感じで羽生らかしていたし、父親も父親で「いじめでない限り子ども同士のケンカに親が入ってくるのはどうかと思う」と言っていて、何か自分の中でプツンと切れてしまった。「どうしようもない家庭だ」と思った。このこと以来、1日のみ遅刻して登校した日があったが、それ以来全て欠席している。たまに来て他に頑張っている子どもたちの邪魔をするのは違うと自分は思っている。頑張っている子どもたちの学習権利を守る義務は果たしたい。来月から進路指導が本格的に始まる。だから、本当にこの次元で構っている暇はない。

 さて、来月で2学期が終わる。今年をいい形で締めくくりたい。