その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

段階を踏む重要性

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「段階を踏む重要性」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 勉強でも運動でも何でも良いのですが、段階を踏んだ指導が最善です。「これができたから次はあれにチャレンジしよう」といった感じで学習を進めていかないればいけないと思います。でも、これは自分が教員を目指すようになり大学に入学し、教育学を学んで知ったことです。振り返ってみると、多くの先生たちが段階を踏んだ指導をしてくれていたと思うのです。「段階を踏むことに何の意味があるのか」「どういった効果があるのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、きちんと理由があります。と、その前に、今日のお話の対象は指導者になろうと思っている方だけではありません。個人で勉強をしたり運動をしたり、楽器を演奏したりとどんな場面でも役に立ってくれるお話になると思っています。

 

 それでは理由の方に触れていきたいと思います。まずは、確実にゴールテープを切れる可能性が高いからです。算数の足し算や引き算がマスターできていないのにも関わらず、掛け算や割り算にトライしてもいつまで経ってもできません。ピアノでクラシックをいきなり最後まで弾こうと思っても弾けません。算数の足し算や引き算をマスターできたら、掛け算や割り算ができるようになる可能性が高くなります。ピアノにしても短い曲なら2つ、長い曲なら3つくらいにゾーンを分けて途中までの練習を重ねてからそれを2~3つ繋げて1曲を完成させた方がゴールに近づきやすいわけです。そして、段階を踏んで成功体験をより多く積めるからです。大人になった今でも自分はやはり何かを成し遂げることが好きです。子どもはもっと嬉しいと感じます。大きなゴールを1つだけ作ってしまうとたどり着くまで時間もかかるので、なかなか成功したという体験は経験できません。でも、その逆で小さなゴールをたくさん作っておくと成功体験を多く積めて、継続するモチベーションも保てます。

 

 焦れば焦るほど小さなゴールを作らず、大きなゴール1本勝負をしようとするので、結果なかなかゴールにたどり着けないという負のループに陥る可能性が大いにあります。段階を踏むということは重要であることが何となくでも分かっていただけましたでしょうか。いきなり成し遂げようだなんて思う必要はありません。ゆっくり1段ずつ階段を上がっていきましょう。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「1人の時間が成長に繋がる」を予定しております。ではまた次回。