その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

天狗の鼻はいつか折られる

  皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「天狗の鼻はいつか折られる」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 突然ですが、自分は元天狗です(笑)このブログを始めた当初から、またはよく読んでくださっている方はご存じだと思うのですが、自分は小学3年生の9歳から小学6年生の12歳まで天狗でした。もっと前から天狗だったかもしれませんが、自分が明確に覚えているのが小学3年生です。きっかけは、小学3年生の時に「勉強っておもしろいし、自分にとっては何の苦労もない」と思ったことでした。おもしろいと思えることは続きやすいと思っていたし、勉強をおもしろいと思っている人なんてごくわずかなので、これは武器になると思っていました。すると、通知表で示されている成績もぐんぐんと良くなり、周りからも評価されていきました。そして、習い事もたくさんさせてもらっていて、どの教科でも困ることはなかったし、活躍の場も多く与えてもらえました。大人も同級生も関係なく、チヤホヤされる小学校生活を送っていました。そうなると、まだまだ世間を舐めている小学生ですから、当然嘘をついた時のピノキオのように鼻が伸びに伸びていました(笑)

 

 その後、自分は小学6年生の時に中学受験をして私立中学校に入学するという選択をします。そして、このブログでは何度も話しているある事件が発生します。無事に合格させていただき、初めての中間試験を受けました。そして、数日後結果が返却され、とんでもない数字がこの目に飛び込んできたのです。数字だけでなく、全く惜しくも何ともない回答をしていたり、自信のある回答が間違っていたりしていました。その瞬間自分の鼻は完全に折られたのです。その瞬間学ぶものも得られたものも多かったのですが、その中の1つが「天狗の鼻はいつか折られる」ということでした。見事に折られたわけですから、自分の考え方・やり方は間違っていたと膝から崩れ落ちたような気分でした。胡坐をかいて勉強ができるということだけで威張って変な自信をつけるだけではそりゃ天狗の鼻は折られるだろうと今では余裕で思えます。

 

 「見ておきなさい。いつか痛い目に合うから」という言葉があると思いますが、その言葉通りになったのが自分です(笑)きっと小学生の自分を知っている人はたぶん「ざまあみろ」と思っていることと思います。上から目線でものを言ったこともあります。「あなたたちとは住む世界が違う」と見下していた過去があります。今では、「この子にはこんな才能があるんだ」「あの子はあんなことができるんだ」と絶対に思います。もっと同級生のことを掘り下げて知りたいと思っていたと思います。でも、小学生の頃の自分にはできませんでした。天狗の鼻はいつか折られるということが分かりましたので、中学1年生の時に「これからは絶対に天狗にならないようにしよう」と決意しました。天狗で良いことはないと学べました。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「段階を踏む重要性」を予定しております。ではまた次回。