その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

氷水を浴びせる親に一度氷水を

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「氷水を浴びせる親に一度氷水を」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 もちろん「氷水を浴びせる」というのは、比喩表現として使用しております。身体的虐待という意味ではございません。虐待については以前にこのブログで書いておりますので、遡って読んでいただければと思います。さて、本題に入っていきますが、約2年前氷水を浴びせる親に自分は出会ってしまいました。その親に怒りを覚えることになりました。

 

 自分は約2年5ヶ月の間、家庭教師のアルバイトをしていますが、約2年前に4ヶ月程、ある当時小学生の姉妹の指導を行っていました。ちなみに現在はその姉妹の指導はしていません。どんな家庭だったのかということを詳しく説明させていただきます。父・母・子ども4人の6人家族でした。夫婦仲はとても良好で、指導をしていた姉妹の姉が第1子で、第4子はまだ生後何ヶ月の赤ん坊でした。姉妹の姉は「勉強が好き」と自ら言うくらい勉強を熱心に取り組んでいましたが、妹は俗に言う勉強嫌いでした。ここで、親に物申したいことが何点かあるのですが、まずは夫婦仲が良好と書きましたが、良好すぎるが故にと言いますか、夫婦の時間を取りたいがために子ども、特に姉に「しっかりしなさい。面倒かけないで」といったことを言う機会が多いのです。そもそも、自分は結婚もしておりませんし子どももおりませんので分かりませんが、きっと子どもがいる限り「子どもファースト」で生活するものだと思っているので、非常に驚きました。そして、「勉強ができるようにならないので、先生にもご迷惑なので指導を終了していただきたいです」という連絡を母親からいただいて、指導が約4ヶ月で終わってしまいました。そこで、自分は「こちらの心配はしないでください。そういう理由なら指導を続けさせてください」とお願いしましたが、その思いは届きませんでした。確かに、勉強は好きだけどなかなか結果には繋がらない子どもではありましたが、「やるかやらないか」が大事だと思っていますので、そんなことは関係ありません。「勉強をやりたい」と言っている子どもに対して経済的な心配もない親が「結果がすぐに出ないから」という理由で、家庭教師を辞めさせた親に滅多に腹を立てない自分が、少しの間腹を立てていました。この親に対して自分が実際に氷水を浴びせて「悪いのは親である」ということを気づかせることができたらと思いましたが、そんなことをする間もなく姉妹とはお別れすることとなりました。

 

 「今、あの姉妹はどうしているのだろう」と考えることが未だにあります。きっと悪い意味の厳しい家庭環境で育てられているのだろうと勝手に思っています。こういう「ちゃんとしなさい」「やるならしっかり結果を出しなさい」という言葉を子どもに浴びせうる親って意外とたくさんいるのだろうと思うようになりました。そんな親には氷水を浴びせて気づかせるべきだと思うのですが、それができるのはなかなかいないのだろうとも思います。難しいところだとは思いますが、気づかせてあげられる存在に自分がいるのなら、気づかたいと思います。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「評価されるべきことはそれだけ?」を予定しております。ではまた次回。