その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

新たな発見をさせてくれる人

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「新たな発見をさせてくれる人」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 毎日新しいことを吸収できることなんて本当に恵まれていることだと思うし、そのような経験をさせてもらえたことに深く感謝しています。と同時に、恩師に新たなことを教わる日々は輝いていたとも思います。そもそも自分がいろんなことに未知すぎたというのもあります。何に関しても知らないことばかりで未熟で当時は何も知らないことすら気づいていなかったので、情けなかったと今では思います。

 

 恩師は自分にたくさんの話をしてくれていたことをこのブログにも書いたことがあるかと思います。その話がきっといろんな知識がある人からすれば当たり前に感じるかもしれませんが、自分にとっては全てが新鮮な話に思えました。生きていく上で大事なことをたくさん叩き込んでもらいました。そういう人ってなかなか出会えないのだろうと心の底から思います。中学3年生で行った修学旅行で自由行動があった時に、自分のクラスのほとんどの人が再集合予定時刻に15分ほど遅れて集まっていました。こんな話をしているのですから皆さん薄々お気づきでしょう、もちろん自分もその「ほとんどの人」に含まれています。バスの中が再集合場所となっていて、バスに乗り込もうとしたら恩師がバスの乗降口で立っていて、どこからどう見ても怒っていたので今まで恩師に怒られたことがなかったこともあり、一瞬ヒヤッとしました。その時に恩師に「遅い!」とものすごい剣幕で怒られ、その時に咄嗟に自分から出た言葉が、「みんなも遅れているじゃないか」でした。今でこそそんなことを言うなんておかしいってことは分かります。だから、更に恩師は怒ってしまいました。恩師をずっと怒らせたことなどなかったし、なぜ更に怒っているのか分からないまま、とりあえず謝りに行きました。でも、謝りに行くと恩師に「みんながどうこうなんて言って欲しくなかった。少しガッカリした」と言われたので、自分はそこで初めて気づきました。みんなが悪いことをしているからと言って、便乗しても良いわけでは決してないわけありません。クラスのみんなを盾にして自分のことを守ろうとしていました。そんなことも分からなかった自分に恩師も驚いたと思います。そんなことくらい分かっているもんだと思っていたはずです。

 

 自分は1歩1歩こうして大人になっていきました。恩師が毎日新たな発見をさせてくれたおかげです。人間新鮮なものに触れるととても晴れやかな気持ちになるものです。それを教えてくれたのも恩師でした。常に新しいものを提供できる教師もなかなかいないでしょう。それでも自分が恩師にしてもらったことは、自分が教師になって、子どもたちにして同じようにもしくはそれ以上のことを行い、間接的に恩師に返していきたいと考えています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「集団行動」を予定しております。ではまた次回。