その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

目線を合わせる

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「目線を合わせる」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 誰でもそうだと思いますが、自分は偉そうにものを言ってくる教師は嫌いです。でも、どうしたって教師の方が立場も上だとか長く生きてるだとかで偉そうになってしまうのも無理はないとも思っていました。そんな中で子どもと目線を合わせて語ってくれる教師もいます。それが自分の恩師だったわけです。だから、「偉そうにしない先生もいるんだ」と感動して偉そうにしている教師への嫌悪感は高まる一方でした。

 

 恩師は能力があるのにも関わらず、それをひけらかすことなんて一切なくむしろ常に謙虚で子ども目線で話してくれる人です。目線を合わせてくれることの何が良いか。低姿勢な感じが良いとかってことではありません。「教師と子どもの距離感が縮まる」ということです。自分の場合、祖父も祖母も父も母もいて頼ることのできる4人の大人に囲まれて生活していました。だから、そこまで「誰か頼れる大人が欲しい」と思ったことはありませんが、家に帰っても頼れる大人がいない子どもや虐待・ネグレクトに悩まされている子どもを想像してみると、きっと学校に居場所を求めているはずです。そこで頼りにするのはやはり学校の先生なのではないかと思います。自分でさえ、家には頼れる大人がいるが、学校にも頼りにできる大人がいる方が安心するのでいて欲しいと思っていました。それだけ距離感の近いと感じられる先生というのは心のよりどころにもなります。それだけで気持ちが違うので目線を合わせて距離感近い先生という存在は子どもにとって大きいのです。

 

 物理的にも「目を合わせる」先生は素敵だと思います。怒る時も褒める時も恩師はしっかりと目線を合わせて自分と話をしてくれました。15歳の子どもにもそれだけで距離感の近い先生だと思えていました。目線を同じにしてもらえることだけで、友人のように感じられるのです。でも、それをできる大人は教師はなかなかいません。「そんな簡単なことが?」と思うかもしれません。よく考えてみてください。皆さんの周りにそのような教師が何人いるかということです。自分はあまりいないと思うので、とても貴重な人材であると思います。自分は恩師に距離感の近い関係を築けるように誘導してもらったので、自分もそんな教師になりたいです。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「新たな発見をさせてくれる人」を予定しております。ではまた次回。