その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

その校則、本当にいるの?

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「その校則、本当にいるの?」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 ほとんどの学校には、「校則」という学校で決められている決まりがあると思います。「靴下は指定のもの以外は認めない」「携帯電話は持ってきてはいけない」といった感じでいくつも「してはいけない」項目があるはずです。そもそも「校則は必要なのか」という話なのですが、もちろん最低限は必要であると思います。社会に出た時に、社会のルールを守る練習は必要であると思っているからです。でも、子どもたちのことを考えていないような校則は排除すべきだと思います。むしろ、校則がなくあまり教員が口うるさく命令をすることがない学校というのが実際にあります。驚くかもしれませんが、その学校では、ゲーム機の持ち込みだったり、髪を染めたりピアスを開けたりすることもOKなのです。しかし、自分はそういう教育も大事だと思います。学校側が「ああしなさい」「これはやってはいけない」と縛りつけると子どもたちも息苦しくなってしまいます。過去のブログで書いたことがあるかと思いますが、「~してはいけない」という言葉は逆効果だと思っているので、学校側が「これはしてはいけない」と提示したとしても子ども側は「拘束ばかりされて嫌だ」と思い、学校側と子ども側の思っていることがすれ違っても仕方のないことだと思います。だから、全てのことにおいて縛ってはいけないのです。

 

 自分が通っていた中学校・高校はとても校則が厳しかったです。昨今巷でも言われている「ブラック校則」だと思います。外部の人間から「おかしい」と言われることも多々ありました。本当に何もかも縛られていました。自分は母校が大好きで誇りに思っていますが、校則のことに関しては納得のいかないことばかりでした。校則のことに関しては愛が感じられなかったからです。先程冒頭でも書いた校則のない学校の良いと思うところは、「自身で考える力が身につく」ところなのです。校則がなければないなりに、やってはいけないことや逆にしなければいけないことが全て自己判断で行われていくでしょう。それを自分の母校は過保護に全て学校側の意向でもっと子どもたちの意見を反映させるべきだと思っていました。

 

 これは大前提として分かっていただきたいのですが、母校批判をしたかったわけではありません。でも、校則がない学校があるということを大学に通いだして分かって、あれは間違いだったのではないかと思うようになりました。1番忘れてはいけないことは「子どものために校則はある」ということです。学校側が手がかからないように問題が起こらないように、子どもたちを押さえつけるためにあるものではありません。と、考えると「この校則はいらない」となるものが結構あると思います。子どもがもっと声を上げる環境を作れる、子どもの意見の通る学校が増えていくべきだと考えます。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「親が突き放したら終わり」を予定しております。ではまた次回。