その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

その話って経験したことじゃないよね?

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「その話って経験したことじゃないよね?」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 自分が話を聞こうと思えるような人の特徴は、常に自身が経験してきたことを基に話をしてくれることです。スマホで検索して1番上に出てくるような5秒で情報を得れるような話を淡々とされても何も心に響かないわけです。なぜこのようなことを思うようになったのか。きっかけはよくこのブログにも話題を出している恩師でした。クラス全体や個人で話をしてくれる機会があった時、必ず経験してきたことを交えて話をしてくれました。その分「説得力」がありました。要は、エビデンスが取れていないことに対して不信感を抱いてしまうということです。説得力があればあるほど話が入ってきやすいことに恩師と出会ってから気づきました。そして、自分がこのブログを書くにあたり自分の経験を書くことでこのブログを読んでくださっている方にここでしか読めない記事を提供したいと思っています。この考えは完全に恩師を見て学んで継承しているところです。やはり説得力が欠けてしまっては何も伝わらないと思います。

 

 突然ですが、自分が最も苦手とすることは絵を描くことです。小学生の頃から他の教科は何とも思っていませんでしたが、図画工作の時間だけは地獄のような時間でした。中学生の頃の美術も然りです。たくさんの習い事をさせてもらったことには感謝をしていますが、本当に絵を描くことが苦手だったので「絵を習わせて欲しかった。何で習わせてくれなかった?」と母に聞いたことがあります。「想像力が欠けるから」と言われたのですが、それは母が身をもって経験したことではないのです。実際に絵を習っていた子は絵が上手かったし、想像力が欠けているようにも見えませんでした。だから余計にモヤモヤが残ってしまいました。

 

 経験したことじゃないことを胸を張って話すことって本当に説得力がないし、腑に落ちないことが多々あると思います。根拠やエビデンスがないと話が自身のものとして機能しておらず、独り歩きしてしまうようなことになってしまうのです。過去に培ってきた経験を大事にしているというのはそういう理由もあってです。情けない過去も失敗した過去もいつか話せるようになることは分かっているので、それを大事にして経験してきたことを誇りを持って話していきたいと思っています。経験してきたことが何にも変えがたい財産で、大事にしていくべきものだと改めて思いました。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「与えられる人を辞めませんか?」を予定しております。ではまた次回。