その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

嫌われるかもしれないリスクを背負う

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「嫌われるかもしれないリスクを背負う」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 もしあなたの友人があまり良くないと思うようなことや犯罪をしていたらどうしますか?そのまま見過ごしたり、同調したりしますか?やはり「友人なら常に味方でいるべき」だと思っている正義感のはき違いをしている人と何人も出会ったことがあります。その気持ちも分からないでもないですが、完全に間違っています。

 

 自分が小学6年生のある土曜日に小学校の音楽会がありました。そして、自分は当時中学受験を考えていて土曜日にも塾で勉強をしていました。その音楽会は午前中で終わる予定でしたが、学校行事があって疲れているだろうという甘い考えで、午後からの塾を休むつもりで塾にも連絡をしていました。その上、土曜日に友達と遊べることなんてそうそうないということで、友達と遊ぶ約束までしていました。でも、音楽会の3日前ほどに一緒に中学受験まで同じ塾に通って頑張っていた親友に「音楽会の後の塾どうする?」と聞かれて、「行かない。友達と遊ぶ」と答えると、「受験まであと3ヶ月。塾に行くべきだ」と自分のことを叱ってくれました。ラストスパートだと言うのにも関わらず、自分は勉強へのモチベーションはあまり高くなかったのかははっきり覚えていませんが、遊びを優先したかったのは事実でしょう。「遊んでいる場合ではない」と言ってくれたのに、結局自分は友達と遊んで塾は休みました。今思えば、あれだけ自分のことを考えて言ってくれていたのに申し訳なかったと思うばかりです。親友だし、嫌われてしまったらどうしようと思ってくれていたけど、「最後まで一緒に頑張りたかった」と言ってくれたのを聞いて、嫌われるかもしれないリスクを背負って勇気を出して言ってくれたことに感激しました。

 

 友人でも家族でも先生でもそうだと思います。大事な人だと思えば思うほどほっとけないし、嫌われるかもしれないリスクを背負ってでも、注意したり叱ったりアドバイスをするべきだと思います。もしそこで嫌いになってしまったり嫌われたりしたら、それだけの関係だったと思うしかないでしょう。残念ながら、相手にとって自身はそこまで大事な人だと思われていなかったということです。そこで嫌われてしまったと終わるのも個人の自由ですが、関係を修復しようとするのも個人の自由です。嫌われるかもしれないリスクを背負って、ポジディブな話以外も話せるようになるのが理想だと思っています。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「熱くなりすぎて空回り」を予定しております。ではまた次回。