その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

受け取ると決めたのなら全うしよう

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「受け取ると決めたのなら全うしよう」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 自分は「強制」はしないようにしようと意識しています。「提供」は求められればいくらでもします。それを「受け取る」かは相手次第です。しかし、「発信、提供されたものはまず全て受け取ろう」と決めたのなら、その覚悟を捨てないで欲しいと思います。

 

 アルバイトで家庭教師をして丸2年が経ち、これまで高校受験を控えた中学3年生を担当させていただいたことが何度があり、現に今も1人担当させていただいています。その生徒はとにかく「何から手をつけて良いか分からない」「先生のアドバイス通りやっていきたい」と言ってくれたので、やってみて欲しいことや改善して欲しいことを伝えました。例えば、「スマホを触る時間と勉強する時間を逆転させて欲しい」とか「英単語は書きながら発音して欲しい」といった基本的なことです。「やってみます」と言いつつ、やはり行動に移すのはなかなか難しくやってくれませんでした。その生徒がどうなってもいいという責任放棄の意味でなく、提供したものを受け取らないで思った通りの結果にならなくても自分は何とも思わないので、受け取らないことに何も言う資格はありません。ただ、「受け取ります」と言っているのに「受け取らない選択」を取るという矛盾は許されないのではないかと思います。だから、滅多に怒ったり説教をしたりしない自分が授業後に「受け取ると言ったからアドバイスを提供している。受け取らないなら受け取らないで良いから自身で自身に合った勉強法を見つけたら良いからはっきりしよう」と伝えました。すると、「受け取るので再度ご指導お願いします」と言われたので提供を再開しました。自分は高校受験をしていませんが、テストに出やすい問題は分かるので「必ず分かるようにしておいて欲しい」と言わせてもらっています。それからは受け取ってくれるようになり、「先生が言っていた通りテストに出た」と言ってくれる生徒が嬉しそうで自分も嬉しくなります。

 

 「受け取る」と決めたのなら全うしなければならないと思います。提供する側が勝手に発信しているのならまだしも、自ら「受け取るので提供してください」と言ったのなら、覚悟を決めて責任を持って受け取り続けなければなりません。そして、自身に合わないもの・ことなら「もう受け取らない」という意思表示をする必要があると思います。「合わない」ことに罪はないけど、「合わないことを言わない」ことは罪です。受け取ると決めたのなら、発信する側が提供してくれたもの・ことに対して必死で取り組まなければなりません。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「方向転換する勇気」を予定しております。ではまた次回。