その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

若手を育てる

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「若手を育てる」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 自身が教わって正しいと思ったことや自身が身をもって経験して学んだことを年下に伝える必要があると思っています。でもそう思えるようになったのも、高校の部活を引退して中高6年間の部活を振り返った時からでした。自分たちのチームは何せ部員が少なかったので、単独チームで試合に出場するのがなかなか難しいチームでした。でもそんな中、自分たちの1つ上の代の部員が多く、自分たちもたくさん単独チームで試合に出場することができていたし、むしろ1つ上の代と本当にずっと一緒にいたので絆も深かったです。それもあり後輩に目を向けたこともほとんどなかったし、高校生になって後輩ができてもそこまで関わった記憶がありません。情けない話ですが、1つ上の代が引退してからは後輩と関わることが今までよりも多くなりましたが、これまで後輩と関わってきていないので関わり方すら分かりませんでした。

 

 話は少し逸れますが、恩師がクラス長に推薦してきたという話はこのブログでかなり前に触れていたと思います。当時は全く気づきませんでしたが、「若手をもっと育てるべきだった」と反省している時に「もしかしたらあの時育てようと思ってくれていたのかもしれない」と思いました。まだ自分のことを何1つ知らなかったと思うのですが、「この子にはクラスをまとめなければならない責任感を身につけさせたい」と思ってくれていたのかもしれないと思います。そもそも自分はクラスを引っ張っていくというより、クラス長に言われたことを淡々とこなすことが向いていると思っていたので「にがおもすぎる」と感じていましたが、そこを逆手にとってあえて何がなんでもクラスを引っ張っていかなければならない、否が応でもしっかりクラスの前で話をしなければならないクラス長にして育てようと思ってくれていたのかもしれないと思うと、鳥肌が立ちました。高校生になっても何度もクラス長を自分の意志で務めさせてもらうようになりました。

 

 若手を育てなければならないと思うのが遅すぎました。1つ上の代の先輩とは本当に過ごす時間が長かったし、濃い時間を過ごしたのでケンカもたくさんしたけど学んで一緒に成長したことも山ほどありました。技術面でもメンタル面でもチームワークのことでも何でも良いから、何かこれからチームを支えていく若手を育てていかなければならなかったのです。「練習メニューを決めてみるか」「今のチームに何が足りないか」と若手に声をかけるべきで、そうして若手を育てていかなければならなかったと今は後悔ばかりです。後輩の成長する場を奪ってしまっていました。この先若手を育てることがあるとしたら反省を生かして若手を育てる意識を持っていたいと思います。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「声を出すことに能力はいらない」を予定しております。ではまた次回。