その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

人と比べないなんてできっこない?

 1ヶ月前に「人と比べない」ことの重要性みたいなことを記事を書いて投稿した。でも、「それって意外と無茶なことなのでは?」と今自分らしくもないポジティブなことを考えていて、流れのままにデスクトップの前にいる。だから、いつも以上に文章は下手くそだ。

 

 人と比べないなんて綺麗事なのかもしれない。誰だって、少しは他人と比べて一喜一憂しているのではないのか。今学校は夏休み。もう始まっている学校さんには悪いが、うちの勤務校はまだ夏休み中。そんな中で先生たちもお勉強の時間がある。研修という名の。カウンセリングの内容だったのだが、過小評価するのは良くないという話が少しあった。研修が終わってから、先輩の先生が「私はこれに当てはまりますね〜」と明るく話していた。自分の15歳以上も年上の先輩だ。仕事もできて子どもも立派に育てておられる。自分の尊敬する先生のうちの一人だ。でも、その先輩をもが人と比べて自分自身はダメな人間なんだと思う瞬間があるなんて思ってもみなかったから、一瞬驚いた。自分なんかよりいろんな経験を積んで生きて来られた方でも人と比べて生きている。それが悪いとも思わず、それが自然の摂理と言わんばかりに堂々と生きておられる。何かカッコいい。そのままの自分自身を受け入れて生きているのだ、きっと。でもそれができるのは自分のような年齢ではまだ無理なのかもしれない。だから、これまで気づけなかった。

 

 人と比べないことより、人間は人と比ベて生きてしまう生き物であることを理解して認めて、生きていくことの方が何より大事な気がする。人と比べて人を見下したり、自分を卑下するのは良くないってことは分かっているし、当然のことだ。でも、他人や一般論に目を向けることはいいのではないかと感じ始めた。「人と比べないでおこう」と考えることがそもそもしんどいのではないかとも思うのである。ものは考えようだなと思った今日であった。

 

 どこかで人間、人と比べて気持ちが上がったり下がったりしている。知らない間にとか意識してないけどとか、様々だけど人と比べていない人間なんてきっといないと思っている。今は。今はね。