その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

義務教育を終えて

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「義務教育を終えて」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 「義務教育を終えて」なんてテーマでブログを書くなんて、最近義務教育を終えたのかと思われるかもしれませんが、義務教育を終えたのは6年前です。改めて整理をしておくと、義務教育とは小学校の6年間、中学校の3年間の計9年間のことを指します。小学校に通っている間は教員を目指していなかったし、もちろんその頃から「義務教育を受けている途中なんだ」と意識して学校へ行っていませんでした。義務教育という言葉を知り、教員を目指すようになり、今義務教育について考え、義務教育を終えて感じることが2つあります。

 

 1つ目は、「保護者の義務放棄」についてです。自分は中学校の3年間は私立に通っていたので、周りに「学校に行きたくても行けない」という友人はいませんでしたが、教員になることを考えている今では基本公立学校について学ぶことが多いので、そういった実態であるということが耳に入ってきます。つまりそれはどういうことかというと国民の三大義務の中の「子どもに普通教育を受けさせる義務」を放棄してしまっている保護者がいるということです。子どもが義務教育を受けなければならない時期に学びたいのに、その思いに応えてあげられない保護者の在り方を改めて考えなければならないと思います。高校や大学、専門学校等は学校へ行く「権利」がありますが、小学校と中学校は学校へ行く「義務」があります。その責任を担うのは保護者です。権利と義務の意味をはき違えないようにしなければなりません。2つ目は「外国語教育」についてです。ほとんどの学校が外国語として英語を取り上げていると思います。特に「ハイレベルな英語を学びたい」と思うことなく中学受験をしたので入学してから知ったのですが、英語だけは授業スピードが物凄く早く公立学校では使わない教科書や電子機器で授業が進められる中学校でした。定期的に小テストが行われ、英語の授業は週5であり、1日2コマある日もあり、他教科と比べても圧倒的に課題の量が多かったです。自分は小学生の頃に英会話を習っていたわけでもなかったので、英語が好きではなかったし、どちらかと言うと苦手科目でした。部活が忙しい中でもたんまりある課題だけでも日々きちんとこなしていれば不思議と力はついてきていました。英語の面白さや魅力も分かり、後に短期留学にまでも興味を示すまでになりました。そして、得意科目にもなりました。何が言いたいかと言うとこれから英語は必須です。その他、国語や数学、理科、社会も必要であるとは思います。しかし、小学校で学んだものと全く同じことや似たようなことを繰り返し学んでいたような記憶があります。少し掘り下げたり、少し付け加えたりするのであれば、ほとんどの子どもがまっさらな状態である英語にもっと時間を割くべきです。中学校1年生から高校3年生までの6年間、英語に力を入れている学校だったので、「英語に何でも良いから毎日触れなさい」「英語耳をつくりなさい」と言われ続けてきました。毎日英語を読んで、書いて、聞いて、話しました。当時は小テストが嫌という程あったし、課題も部活を終えて家に帰り、ヘトヘトになりながらやっていたけど、今思えばあれだけ英語に時間を費やしていればいくら英語が好きでなくてもある程度はできるようになり、先生には感謝しています。

 

 「保護者の義務放棄」と「外国語教育」が義務教育に対して自分が思うことです。保護者は子どもに教育を受けさせなければならない、これは当然のことです。何があっても保護者は子どもを優先して学校へ通わせなければなりません。公立学校で英語に関しては、難しい問題だと思います。自分は土曜日も午前中のみ授業があり、7コマ授業が週1であったのでできたことかもしれません。それでも、自分は自分の経験を経て英語は時間をかけるかけないではなく、毎日触れることが大切であると思っています。今だからこそ義務教育について思うことがあります。皆さんもぜひ振り返ってみてください。何か新しい発見があるかもしれません。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「父も偉大」を予定しております。ではまた次回。