異動して2ヶ月が経過。6月に入っても10日が経とうとしている。異動して、たくさんのカルチャーショックを受けている。前任校との違いもすごくある。それがいいとか悪いとかではないけど、変化があるというのは誰でも疲れる。でも、その疲れがGW明けくらいから感じなくなってきた。それは、いい意味で諦めとか前を向いてとかっていう覚悟ができたからだと思っている。1ヶ月くらいは、のらりくらり仕事してしまってたんだなあ。気づいてはいたけど、見て見ぬふりをしていた(笑)
異動して、見る子どもも変わった。呼び方も生徒から児童へ。氏から名へ。何もかも変化している。今もとっても楽しい。やっぱり子どもというのは、大人にいろいろな刺激を与えてくれる。予想外なことばかりしてくれる(笑)本当にいけないことや危険なことは本気で叱るけどね。子どもは本当に可愛い。どんなことをしても、一瞬で許して「ずっと笑って幸せに生きていって欲しいな」って思う。これは働き始めてから変わっていない。それだけを願っているし、そのために自分ができることは何でもやりたいと思う。
でも、10〜12歳の子どもたちとどう接したらいいか未だに分からないのは事実。まあ難しい。保護者の願いを聞いて、それとなく将来どうなって欲しいかを考えてみるけど先のことすぎて自分も見通しが持てない。昨年度まで見ていた子たちは16、7歳。全く違うのだ。出口が見えている子たちであるし、生活自立できている子たちだったし、支援しやすかったんだと思う。でも今は、まだ入口にいる子たちを支援しないといけない。どうしてあげたらいいんかなあ。あの子たちが将来どうやって生きていくのかとかも知識がない。働く以外の選択肢をもっている子どもたちをほとんど知らない。働くことを目標に学校に通うとなれば、そのために大事なことが分かり身につけさせる力も知っていて支援しやすい。とにかく自分の力がないことを露呈してしまっているだけなのは承知でこんなにつらつらと書いています…(笑)
しかし、これが最近は少しずつ見えてきた。とにかく将来困らないようにしてあげたい。一人でできると生活しやすくなること、将来働くために必要な力について考えて接していくべきであるとある程度の答えが自分の中で見えてきた。出口を目前にしている子どもたちが困っていることやこのままでは社会に出て働くのは難しいと自分が感じていたことを頼りに支援をしていきたいと思う。明るい未来が子どもたちを迎えてくれますように。