皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り｢完璧を求めすぎているのでは？」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。
「完璧主義者」という方がいらしゃいますよね。自分は全力でやることにしか重きを置いていない人間なので、「完璧主義者」とは真逆の次元の考えの持ち主です。これは皮肉でも何でもなく、見ていて「疲れないのか？」と素直に思うわけです。と同時にもちろん感心もします。でも、そういう人って完璧にこなさないと気が済まないと思うので、完璧以外は許せないのでしょう。
いつだったかは忘れましたが、1件の相談を受けました。その子は高校生で進路に迷っているとのことで、「とりあえず上京したい」といったことを話してくれました。でも、その後に続けて「単身で上京することは不安だし仕事を見つけて生活できる程度の稼ぎが見込めて、プライベートも充実させて新たな人間と繋がれるか分かりません」と言ったのです。自分は「当たり前だ」と率直に思いました。「そんなに重く捉えてたら何もできなくない？」「というかそんなにあなたは器用で天才なの？」とも言いたくなりました。そんないきなり田舎から東京へ行って何もかも安定すると思っていたら大違いです。もちろんゆくゆくはそういった理想を1つ1つ現実にしていってくれたらとは思いますが、急に完璧を求めすぎても自身がしんどくなって潰れてしまいます。丁寧に部屋を掃除したつもりでも、ほこりが出てくることだってあるじゃないですか。テスト勉強で確実に覚えたと思っていても、テスト本番ではど忘れすることだってあるじゃないですか。完璧を求めるって相当難しいことだと思っています。自分ももちろん器用で天才なら完璧に何事もやっていきたいと思っていたかもしれませんが、完璧を求めたことはありません。完璧を求めるのであれば今できることに全力を尽くすべきだと考えます。
当然、完璧に何でもこなすなんて人も世の中にいるかもしれません。でも、自分は確実にそんな人間ではないということが分かっているので、全く重く捉えずに自分のやれるペースで生きています。完璧に生きようとして、大事なものを失うのなら元も子もないのでやはり自分は自分のペースを守っていきたいです。もちろんその大事なものというのは自分の健康です。自身のことを凡人だと思うのなら、健康第一でリラックスして完璧にやろうなんてことを思い込みすぎず、生きていきましょう。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「作業をやりたくて生きていますか？」を予定しております。ではまた次回。
