その辺にいる社会人3年生(24)

社会人2年目のブログです。

メリットしかないものなど存在しない

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「メリットしかないものなど存在しない」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 人間は、「選択する場面」という時が必ず来ます。「習い事は何をしよう」「どこの学校に進学しよう」「将来の夢はどうしよう」といったように、子どもの頃から選択する場面というのは意外と身の回りに広がっています。だから、もちろん自分も習い事も進学先も将来の夢もその都度その都度で選択・決断してきました。しかし、そこから見えてくることがありました。自分は性格的に「自分で選んだことについて文句を言ったり弱音を吐かない」と決めているし、何か自分が思っていたことと違うことが起こったとしても、「当たり前だ」と割り切っています。

 

 なぜそう思えるのか。「メリットしかないものなど存在しない」からです。何事も選んで決めた時に、多くの人はメリットしか見ていません。例えば、「パンが好きだからパン屋さんになりたい」と思ったとします。しかし、パン屋さんは朝早くから働くことが特徴です。実際に何年後かにパン屋さんになれて「毎朝の早起きが憂鬱だ」と言ったって、そんなことはパン屋さんを目指す前から分かっていることであるし、自分から言わせていただくと、「パン屋さんにはメリットしかない」と思っていることから間違っているのです。メリットにしか目を向けていないとそうなるのです。だから、どのようなことにもデメリットはあると心づもりをしておくことが必要だし、デメリットさえも受け入れることができる選択をお勧めします。自分は、中学校・高校の部活動でソフトボール部に入部し、私立学校であったため土曜日の午前は授業があり午後は部活動、日曜日は練習または試合があり、休みの日がほとんどありませんでした。朝早くから大会がある日もありました。でも、自分はソフトボールが好きだったので退部を考えたことはなかったし、決して「しんどい」と口にしませんでした。そして、自分は教員になりたいのですが、給料も特別高いわけじゃないし休日・祝日も給料が上がるわけでもないのに部活動の顧問になったら結局出勤しなければいけません。この条件を呑んでまでも自分は教員を目指しているのですから、教員になれた時に弱音を吐いていてはおかしいわけです。デメリットを理解した上での選択なので、過去の自分から「分かっていたことだよね?」といった感じで問いかけられることになるでしょう。

 

 デメリットに目を向ける癖をつけてみてください。そうすれば、文句や愚痴は減るような気がしています。メリットばかり見ていると、メリットがカバーしきれないほどのデメリットが発覚した時に、後悔するのは自身なので良くデメリットを含めて考えてみてください。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「親の教え」を予定しております。ではまた次回。