その辺にいる社会人2年生(24)

社会人2年目のブログです。

親、家族

 皆さんこんにちは。今日のテーマは昨日予告していた通り「親、家族」です。お時間許す方は最後までお付き合いください。よろしくお願い致します。

 

 そもそも「親って何だろう」「家族ってどういう存在なんだろう」と意識し始めたのは、それこそ恩師と出会ってからです。(昨日のブログを読んでない方はぜひ読んでいただきたいです。)自分の家は祖父、祖母、父、母、自分、妹の6人家族です。現在は大阪に一人暮らしをしていますが、産まれてから高校を卒業するまで18年間、2世帯住宅で暮らしていました。今では珍しい3世代家族です。真面目かつ面白い祖父と料理上手で世話好きな祖母と厳しくそして優しく子どもファーストな父と母に愛情いっぱいで育てられました。自分の従兄弟が同い年で6月に産まれているので祖父と祖母にとっては初孫ではありませんでしたが、内孫ということもあり本当によく可愛がってくれました。祖父と祖母は「子どもは親の責任」という考えがあったため、自分たちが粗相をしたとしても厳しく叱りつけることはなかったし、余計な口出しをしてきたことはありません。父母には長女ということもあり、基本厳しく叱られていました。どこの家庭でもあるあるだと思いますが、妹とケンカをしてもどんな理由があったとしても、無条件で姉の自分が怒られていました。でも、我慢ばかりではありません。しっかりとやるべきことをやっていれば褒めてくれるし、自分の希望を叶えてくれます。ところで話は変わりますが、父は中学校教諭をしています。母は結婚と同時に辞めましたが養護教諭でした。小さい頃から学校の先生は特殊な職業なんだなということは分かっていました。「教師の子どもじゃなかったらこんな厳しいこと言われずに済むんだろうなあ」と何度も思いました。学校の勉強の成績で旅行に参加出来るかが決定するということを友達に話すと大抵引かれます(笑)「家族旅行って無条件で行けるものじゃないの!?」そう思いますよね?自分も正直そう思っていました。我が家はそうではありませんでした。やるべきことをやっていなければ楽しいことはさせてくれません。当然の報いではあるとは思いますが、「そんな小学生の頃から…」という思いは正直ありました(笑)「人からものを貰ったら父と母両方にちゃんと言いなさい。次父と母の2人からお会いした時にお礼が言えないようでは恥ずかしい。」「ものを差し出す時は「はいどうぞ」と一言添えなさい。」「外食で残すようなら食べきれないなら最初から頼むな」など細かいけど、今となっては大事なことばかりだなと思います。そんな家庭で育てられ、2つ下に妹もいて何も言うことはない状況で、幸せなのだと感じたのは冒頭で書いた通り15歳でした。高校生になる前に親のありがたさや家族の温かさに気づくことが出来て良かったです。どこか「親がしてくれて当たり前だ」「家族なんて誰にでもいるだろう」と生意気な考えを持っていたんだと思います。少し他所の家庭より違うかもしれないけど、この家庭で育てられ良かったです。

 

 常に自分のことを心配して気にかけてくれる親、家族に感謝しています。反抗期はなくずっと仲良しですが、ケンカしたことも怒られて数日間無視されていたこともあります。でもそれも今となっては良い思い出です。話せば分かってくれる、これは自分の考えですが、そう身に染みて感じます。今通っている大学受験のAO入試を受けさせて貰えないとなり、必死にお願いをして受けさせて貰い合格して今があります。「あの時受けさせて貰えてなかったらどうなったのだろう…」と今でも振り返る時があります。親にも理想があったと思いますが、やりたいことをやらせてくれて応援してくれています。最高の幸せだなと思います。

 

 世の中良い親、家族ばかりではないことはもちろん分かっています。しかし、親、家族は味方でいてくれると自分は信じているので、大切にしてあげるべきだと思っています。良い親、悪い親を判断するにも人それぞれだと思うし、自分の親も他人にとっては良い親ではないかもしれません。でも、親同士も仲が良く自分にとっては良い親だなと思っています。産んでくれて育ててくれた感謝をいつまでも忘れず生きていきたいです。読んでいただきありがとうございました。次回のテーマは「本来学校で学ぶべきこと」を予定しております。ではまた次回。